特許
J-GLOBAL ID:200903031057494415

可変バルブタイミング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215076
公開番号(公開出願番号):特開平9-060509
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 歯車の摩耗や騒音が小さく、位相変換駆動源の負荷も小さく、安定して動作する可変バルブタイミング装置を得る。【解決手段】 吸気又は排気バルブ7を開閉するカムシャフト2に連結された直結軸10には偏心コア20とウォームホイール30が一体的に回転可能に装着されている。偏心コア20には互いに歯数の異なる歯部B,Cを有する中間歯車70が回転可能に装着され、歯部Bには入力プーリ60の歯部Aが噛合し、歯部Cには変換歯車70の歯部Dが噛合している。変換歯車70は直結軸10に固定されている。入力プーリ60にはタイミングベルト66を介してクランクシャフトの回転が伝達される。回転位相の変換はウォームホイール30をモータ40で回転させることにより行う。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブを駆動するカムシャフトの位相を変換させる可変バルブタイミング装置において、前記カムシャフトに直結された軸部材と、前記軸部材に対して偏心した偏心部と偏心しない同軸部とを有し、前記軸部材に回転可能に取り付けた偏心コアと、前記偏心コアの同軸部に固定されたウォームホイールと、前記ウォームホイールを正逆方向に回転駆動する駆動手段と、前記偏心コアの偏心部に回転可能に設置され、外周部に互いに歯数の異なる歯部(B),(C)を形成した中間歯車と、前記偏心コアの同軸部に回転可能に設置され、内周部に前記歯部(B)と噛合する歯部(A)を形成した入力プーリと、前記軸部材に固定され、内周部に前記歯部(C)と噛合する歯部(D)を形成した変換歯車と、を備えたことを特徴とする可変バルブタイミング装置。

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