特許
J-GLOBAL ID:200903031058260140

液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津久井 照保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-340698
公開番号(公開出願番号):特開2007-144734
出願日: 2005年11月25日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】流路基板のひびや割れを防止しつつ、ヘッド構成部材の相対位置を精度良く合わせることが可能な液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置を提供する。【解決手段】流路基板40に、相互の間隔が圧力室空部列の全長よりも長くなる位置に配置された第1基準穴52a及び第2基準穴52bを開設し、ノズル基板41及び封止板39の第2貫通穴53b,54bを、第1貫通穴53a,54aとの並び方向の寸法が基準穴の内接円の直径よりも長い長穴とすると共に、ヘッドケース24の第2ケース穴34bを、第1ケース穴34aとの並び方向の寸法が上記内接円の直径よりも長い長穴とし、第1位置決めピン57aを第1基準穴、第1貫通穴、及び第1ケース穴に、第2位置決めピン57bを第2基準穴、第2貫通穴、及び第2ケース穴にそれぞれ挿通することにより、ノズル基板、流路基板、封止板、及びヘッドケースの相対位置を規定可能とした。【選択図】図8
請求項(抜粋):
圧力室となる圧力室空部を含む流路部が形成された結晶性基材からなる流路基板、複数のノズル開口が圧力室毎に対応して開設されたノズル基板、及び、流路基板の流路部の開口を封止する封止板から構成され、流路基板の一方の面にノズル基板を、他方の面に封止板をそれぞれ接合することで、共通液体室から圧力室を通ってノズル開口に至る一連の液体流路を形成する流路ユニットと、 前記流路ユニットを固定するヘッドケースとを備えた液体噴射ヘッドであって、 前記流路基板には、結晶性基材表面に直交する第1結晶方位面の垂直軸方向に圧力室空部を列設して圧力室空部列を形成すると共に、第1結晶方位面方向に圧力室空部列を並設し、流路部形成領域よりも外側のフレーム領域に配置された第1基準穴と、フレーム領域であって第1基準穴との間隔が圧力室空部列の全長よりも長くなる位置に配置された第2基準穴とを開設し、 前記第1基準穴及び前記第2基準穴を、第1結晶方位面と、当該第1結晶方位面に交差すると共に結晶性基材表面に直交する第2結晶方位面とにより、4辺の長さが等しい菱形状に構成し、 前記ノズル基板及び前記封止板において、前記流路基板の第1基準穴に対応する位置には当該第1基準穴の内接円の直径と同程度の直径に揃えられた第1貫通穴を開設すると共に、第2基準穴に対応する位置に第2貫通穴を開設し、 前記ヘッドケースの流路取付面において、流路基板の第1基準穴に対応する位置には前記内接円の直径と同程度の直径に揃えられた第1ケース穴を、第2基準穴に対応する位置には第2ケース穴をそれぞれ開設し、 前記ノズル基板及び前記封止板の第2貫通穴を、第1貫通穴との並び方向の寸法が前記内接円の直径よりも長い長穴とすると共に、前記ヘッドケースの第2ケース穴を、第1ケース穴との並び方向の寸法が前記内接円の直径よりも長い長穴とし、 前記内接円の直径と同程度の直径に揃えられた第1位置決めピン及び第2位置決めピンのうち、第1位置決めピンを第1基準穴、第1貫通穴、及び第1ケース穴に挿通し、第2位置決めピンを第2基準穴、第2貫通穴、及び第2ケース穴に挿通することにより、ノズル基板、流路基板、封止板、及びヘッドケースの相対位置を規定可能としたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/055 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103H
Fターム (13件):
2C057AF65 ,  2C057AF93 ,  2C057AG15 ,  2C057AN01 ,  2C057AP02 ,  2C057AP24 ,  2C057AP25 ,  2C057AP34 ,  2C057AP72 ,  2C057AP77 ,  2C057AQ02 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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