特許
J-GLOBAL ID:200903031059479669

排ガス燃焼装置を備えた廃棄物等の処理施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-219518
公開番号(公開出願番号):特開2000-044962
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 有害成分を含有する被処理物を処理剤とともに加熱処理炉で加熱して塩化物生成及び炭化処理して排出する場合、タール分などの可燃性成分と水分を含む排ガスが発生し、バグフィルタ装置の機能の低下をきたす難点がある。【解決手段】 被処理物と処理剤とを加熱処理炉で加熱して有害成分を分解析出させるとともに、添加した処理剤と有害成分を接触反応させて無害な塩化物を形成することで排ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う分解反応工程と、該分解反応工程で無害化された被処理物を加熱炉で加熱して減容化した残渣を得る減容化工程と、これらの工程で発生した排ガスを燃焼する排ガス燃焼装置41とから成り、排ガス燃焼装置41に、分解反応工程と減容化工程で発生した排ガスを導管40a,40b,40cで導入し、更に減容化工程で減容した残渣46aを他の返送手段を介して導入して排ガスとともに燃焼させる。
請求項(抜粋):
廃棄物などの被処理物を加熱処理炉で加熱処理して、被処理物の減容化を行う廃棄物等の処理施設において、被処理物と添加したアルカリ物質からなる処理剤とを加熱処理炉で加熱して、被処理物から有害成分を分解析出させるとともに、添加した処理剤と有害成分を接触反応させて無害な塩化物を形成することで排ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う分解反応工程と、該分解反応工程で無害化された被処理物を加熱炉で加熱して減容した残渣を得る減容化工程と、これらの工程で発生した排ガスを燃焼する排ガス燃焼装置とから成り、分解反応工程で発生した排ガスと、減容化工程で発生した排ガス及び減容化工程で減容した残渣を排ガス燃焼装置に導入し、該排ガス燃焼装置で減容した残渣を排ガスとともに燃焼させることを特徴とする排ガス燃焼装置を備えた廃棄物等の処理施設。
IPC (3件):
C10B 53/00 ZAB ,  C10B 53/00 ,  B09B 3/00
FI (3件):
C10B 53/00 ZAB B ,  C10B 53/00 A ,  B09B 3/00 302 F
Fターム (3件):
4H012HA03 ,  4H012HB03 ,  4H012HB10

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