特許
J-GLOBAL ID:200903031081552949
液状試料の定量採取方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-048595
公開番号(公開出願番号):特開2001-235479
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 粘度の相違に拘わらず試料を正確に且つ一層効率的に定量採取でき、特に、自動サンプリング装置に好適な液状試料の定量採取方法を提供する。【解決手段】 液状試料の定量採取方法は、一定の吐出量(Wn)でパルス的に試料を吐出可能な試料供給装置および秤量器を使用し、試料容器に液状の試料を所要量採取する方法である。斯かる方法においては、予め準備された複数の採取量としての目標値の中の最小目標値(M1)の一定割合に相当する値に最初の吐出量(W1)を設定し、1回または複数回の吐出操作により、秤量器によって検知されるまで試料容器に試料を供給する。次いで、採取すべき試料の目標値(Mn)が最小目標値(M1)のR倍以上か否かの判別に基づき、吐出量(Wn)を特定の比率Kよりも大きな割合または比率Kに略準じた割合で変更した後、1回または複数回の吐出操作により目標値(Mn)に近づける。
請求項(抜粋):
1回あたり一定の吐出量(Wn)でパルス的に試料を吐出可能な試料供給装置(1)及び秤量器(2)を使用し、試料容器(9)に液状の試料を所要量採取する方法であって、予め準備された複数の採取量としての目標値(M1,M2...Mn...)の中の最小目標値(M1)の1/10〜1/3に相当する値に最初の吐出量(W1)を設定し、試料供給装置(1)による1回または複数回の吐出操作により、試料の供給が秤量器(2)によって検知されるまで試料容器(9)に試料を供給し、次いで、採取すべき試料の目標値(Mn)が最小目標値(M1)のR倍以上か否かの判別に基づき、採取すべき試料の目標値(Mn)が最小目標値(M1)のR倍以上の場合は、試料供給装置(1)における吐出量(Wn)を比率Kよりも大きな割合で変更し、採取すべき試料の目標値(Mn)が最小目標値(M1)のR倍未満の場合は、試料供給装置(1)における吐出量(Wn)を比率Kに略準じた割合で変更した後、1回または複数回の吐出操作により、試料容器(9)における試料の採取量を目標値(Mn)に近づけることを特徴とする液状試料の定量採取方法。(ただし、比率K=目標値(Mn)/最小目標値(M1),R=5〜20とする。)
IPC (3件):
G01N 35/10
, G01N 27/26 341
, G01N 27/28
FI (3件):
G01N 27/26 341 Z
, G01N 27/28 M
, G01N 35/06 D
Fターム (9件):
2G058AA01
, 2G058CB09
, 2G058EA03
, 2G058EA14
, 2G058EB21
, 2G058FB01
, 2G058FB12
, 2G058GA11
, 2G058GB10
前のページに戻る