特許
J-GLOBAL ID:200903031090303099

自動ブレーキ装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102806
公開番号(公開出願番号):特開平6-312653
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 ON-OFF式の加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁を用いた自動ブレーキ装置において、加圧制御と減圧制御の際にホイールシリンダに発生する油撃を有効に低減して乗り心地等を向上する。【構成】 車両のブレーキ配管15に、ON-OFF式減圧ソレノイド弁30、常に高圧を蓄圧するアキュムレータ29、ON-OFF式加圧ソレノイド弁32等を有する自動ブレーキ油圧ユニット21が設けられ、自動ブレーキ制御ユニット60により加圧ソレノイド弁32をデューティ信号で開いて加圧制御され、減圧ソレノイド弁30をデューティ信号で開いて減圧制御される。そして加圧ソレノイド弁32がパルス的に開く際に減圧ソレノイド弁30を一瞬開いて、各ステップで急激に油圧が立上る油撃を低減する。また減圧ソレノイド弁30がパルス的に開く際に加圧ソレノイド弁32を一瞬開いて、各ステップで急激に油圧が立下る油撃も低減する。
請求項(抜粋):
車両のブレーキ配管のマスターシリンダとホイールシリンダの間にON-OFF式減圧ソレノイド弁が設けられ、常に高圧を蓄圧するアキュムレータがON-OFF式加圧ソレノイド弁を介してホイールシリンダに連通され、自動ブレーキ制御ユニットが自動ブレーキモードの場合に衝突の危険を予測すると、減圧ソレノイド弁に閉信号を出力すると共に加圧ソレノイド弁にデューティ信号を出力し、衝突の危険がなくなると、加圧ソレノイド弁に閉信号を出力すると共に減圧ソレノイド弁にデューティ信号を出力する自動ブレーキ装置において、加圧ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半の時期に減圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力し、減圧ソレノイドのデューティ信号の開状態の後半の時期に加圧ソレノイド弁に一瞬開信号を出力することを特徴とする自動ブレーキ装置の制御方法。

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