特許
J-GLOBAL ID:200903031092324433

冷間タンデム圧延機の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060886
公開番号(公開出願番号):特開平9-248615
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 ヒートスクラッチの発生しない効率的な冷間タンデム圧延方法を提供する。【解決手段】 少なくともヒートスクラッチが発生する圧延スタンドのスタンド出側の板温度と全てのスタンドの圧延荷重と圧延速度と先進率と入・出側板厚と入側・出側張力とモータ電流を検出/演算により求め、予め実験によって求められたヒートスクラッチが発生する該スタンドの出側の板温度の限界値を越える場合には、この検出/演算値からスタンドの摩擦係数、変形抵抗を求め、更にヒートスクラッチが発生するスタンドのロールバイト内の板温度を計算し、このロールバイト内の板温度が限界値以下になるようにスタンドの圧下率を計算し、この値でスタンドの圧下率を制御または、スタンド以外のモーター出力と圧延消費動力との比を計算し、この値から各スタンドの圧下率と圧延速度を制御する。
請求項(抜粋):
冷間タンデム圧延機のヒートスクラッチが発生しやすい圧延スタンドのスタンド出側の板温度、圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入側および出側の板厚、スタンド入側および出側の張力を検出しあるいはこれらの検出値から演算し、該圧延スタンド出側の板温度検出値から定常状態あるいは次の圧下制御時期の圧延状態における板温度Tf を推定し、この推定した板温度が予め求められたヒートスクラッチ制御目標温度TL を越える場合に、該圧延スタンドの圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入側および出側の板厚、スタンド入側および出側の張力の検出値あるいはこれらの検出値を用いた演算値と、これらの検出値および演算値から求めた該圧延スタンドの摩擦係数および変形抵抗を用いて、該圧延状態における該圧延スタンドのロールバイト出口の圧延材とロール界面の温度上昇TE ′と、該圧延スタンドの圧下率を変更した場合に該圧延スタンドのロールバイト出口の圧延材とロール界面の温度上昇Tm ′を求め、TL -Tf ≧Tm ′-TE ′となる圧下率を求め、この圧下率に基づいて該圧延スタンドの圧下率を制御することを特徴とする冷間タンデム圧延機の圧延方法。
IPC (5件):
B21B 37/76 ,  B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/74 ,  B21B 37/74 BBP
FI (5件):
B21B 37/00 132 B ,  B21B 37/00 Y ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/10 ,  B21B 37/10 BBP

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