特許
J-GLOBAL ID:200903031092654409
画像信号雑音除去フィルタ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263220
公開番号(公開出願番号):特開平7-123299
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】テレビジョン信号などの画像信号の高能率符号化における前処理として,精細部を保存したまま,動きの滑らかさを損なうことなく,雑音を効率的に除去できるようにすることを目的とする。【構成】画像信号を小ブロックに分割し,分割された小ブロックごとに動きベクトル14を検出し,フィルタリング対象フィールドの画素ブロック13と,検出した動きベクトル14によって参照される過去または未来のフィールドの画素ブロック12とをマージしてフレーム・ブロック15を作る。そして,複数個のフィールド内小ウインドウ16と複数個のフィールド間小ウインドウ17の中から,画素値の分散が最小となる小ウインドウを選択部18により選択し,その小ウインドウに含まれる画素値の平均値で,対象画素の画素値を置き換える。
請求項(抜粋):
インタレース構造を持つ画像信号に対して,対象画素を含む小ウインドウに含まれる画素値の平均値で対象画素を置き換える平均値フィルタによる画像信号雑音除去フィルタにおいて,画像信号を小ブロックに分割する手段と,分割された各小ブロックごとに画素信号と過去または未来のフィールドから動きベクトルを検出する手段と,小ブロックごとにその検出した動きベクトル分だけずれた過去または未来のフィールドのブロックをマージして1つのフレーム・ブロックを作る手段と,フレーム・ブロック中のフィルタリング対象画素に対して両方のフィールドをまたがるような複数の小ウインドウを構成する手段と,フィルタリング対象画素の属するフィールド内のみで複数の小ウインドウを構成する手段と,構成された前記各小ウインドウ内の画素の値の平均値および分散を求める手段と,求められた分散が最小となるような小ウインドウを選択する手段とを有し,フィルタリング対象画素を,選択された小ウインドウに含まれる画素の平均値で置き換えることを特徴とする画像信号雑音除去フィルタ。
IPC (3件):
H04N 5/21
, G06T 5/20
, H04N 7/24
FI (2件):
G06F 15/68 410
, H04N 7/13 Z
前のページに戻る