特許
J-GLOBAL ID:200903031101572097

板状体の接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-127469
公開番号(公開出願番号):特開2000-033604
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 生産性が向上し、また構成が簡単で保守管理が容易な板状体の接合装置を提供すること。【解決手段】 板状体の搬送路上に、搬送を妨げる位置と搬送路から離れた位置との間を移動するストッパーと、ストッパーの搬送方向下手側に設けられ、板状体を表裏面から加熱圧接する位置と間隔を開けた位置との間を移動可能な一対の熱板と、ストッパーの上手側に設けられ、正走行、停止自在の第1コンベアと、一対の熱板の下手側に設けられ、正走行、逆走行、停止自在の第2コンベアと、ストッパーの上手側に設けた板状体検出器と、板状体の下手側端部のストッパーへの当接、板状体の上手側端部のストッパーより下手側への搬送、板状体の上手側端部のストッパーへの当接、板状体の上手側端部の一対の熱板の間の所定位置への搬送、板状体の下手側端部の一対の熱板の間の所定位置への搬送、一対の熱板による加熱圧接時間の所定時間の経過を、各々検出する検出手段と、検出器及び検出手段からの信号により、各部材の作動を制御する制御機構を備える。
請求項(抜粋):
板状体の搬送路上に、第1作動部材の作動により板状体の搬送を妨げる位置と板状体の搬送路から離れた位置との間を移動可能なストッパーと、該ストッパーの板状体搬送方向下手側に設けられ、第2作動部材の作動により、板状体を表裏面から加熱圧接する位置と板状体の通過可能な間隔を開けた位置との間を移動可能な一対の熱板と、該ストッパーの、板状体搬送方向上手側に設けられ、第3作動部材により正走行、停止自在の第1コンベアと、該一対の熱板の板状体搬送方向下手側に設けられ、第4作動部材により正走行、逆走行、停止自在の第2コンベアと、該ストッパーの板状体搬送方向上手側に設けた板状体検出器と、板状体の搬送方向下手側端部が前記妨げる位置にあるストッパーに当接されたこと、板状体の同方向上手側端部が前記離れた位置にあるストッパーより下手側に搬送されたこと、板状体の同方向上手側端部が前記妨げる位置にあるストッパーに当接されたこと、板状体の同方向上手側端部が前記間隔を開けた位置にある一対の熱板の間の所定位置に搬送されたこと、板状体の搬送方向下手側端部が前記間隔を開けた位置にある一対の熱板の間の所定位置に搬送されたこと、前記一対の熱板が間隔を開けた位置から前記加熱圧接する位置に移動した後に所定時間を経過したことを、各々検出する検出手段と、前記板状体検出器及び検出手段からの信号により、前記各部材が以下の様に作動する様に各作動部材を制御する制御機構を備えた板状体の接合装置。検出手段からの検出信号で、板状体の搬送方向上手側端部が前記離れた位置にあるストッパーより下手側に搬送されていないことが確認されている場合、該ストッパーを前記離れた位置に移動させ且つ該一対の熱板を前記間隔を開けた位置に移動させた状態で、第1コンベア及び第2コンベアとを正走行させ、次に検出手段により第1板状体の搬送方向上手側端部が該ストッパーより該方向下手側へ搬送されたことが検出されると、第2コンベアを停止させ且つ該ストッパーを板状体の走行を妨げる位置に移動させ、次いで第2コンベアを逆走行させ、次に検出手段により第1板状体の搬送方向上手側端部が該ストッパーに当接されたことが検出されると第2コンベアを停止させ、次いで第2コンベアを正走行させ、次に検出手段により第1板状体の搬送方向上手側端部が一対の熱板の間の所定位置に搬送されたことが検出されると第2コンベアを停止させる初期制御を行い、一方前述の様に、検出手段からの検出信号で、第1板状体の搬送方向上手側端部が前記離れた位置にあるストッパーより下手側に搬送されていることが検出された後に、正走行される第1コンベア上の第2板状体の搬送方向下手側端部が前記妨げる位置にあるストッパーに当接されたことが検出手段により検出されると第1コンベアを停止させ、上記の様に検出手段により、前記第1板状体の搬送方向上手側端部が一対の熱板の間の所定位置に搬送されていること、及び第1コンベア上の第2板状体の搬送方向下手側端部が前記妨げる位置にあるストッパーに当接されていることの両方が検出されると、該ストッパーを前記離れた位置に移動待機させ次いで第1コンベアを正走行させ、次に検出手段により、第2板状体の搬送方向下手側端部が一対の熱板の間の所定位置に搬送されたことが検出されると、第1コンベアを停止させ、次いで両熱板を前記加熱圧接する位置に移動させて板状体に圧接し、次に検出手段により、前記一対の熱板が前記加熱圧接する位置に移動した後に所定時間を経過したことが検出されると、一対の熱板を間隔を開けた位置に移動させ、次いで、第1コンベア及び第2コンベアを正走行させ、次に検出手段により、第2板状体の同方向上手側端部が前記離れた位置にあるストッパーより下手側に搬送されたことが検出されると、第2コンベアを停止させ且つ該ストッパーを板状体の走行を妨げる位置に移動させ、次いで第2コンベアを逆走行させ次に検出手段により第2板状体の搬送方向上手側端部が該ストッパーに当接されたことが検出されると第2コンベアを停止させ、次に第2コンベアを正走行させ、次に検出手段により第2板状体の搬送方向上手側端部が一対の熱板の間の所定位置に搬送されたことが検出されると第2コンベアを停止させ、且つ、以後、前記初期制御を行った以降の作動を順次行う様に、各作動部材を制御することで、第1板状体と第2板状体、第2板状体と第3板状体、と順次接合する様に制御する。
FI (3件):
B27D 1/10 A ,  B27D 1/10 E ,  B27D 1/10 F
引用特許:
出願人引用 (3件)

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