特許
J-GLOBAL ID:200903031118122060

時刻改ざんチェック機能付きタイムレコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-326326
公開番号(公開出願番号):特開平7-152937
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 就業管理に於ける数分の微少な時刻改ざんを的確にチェックして、これを記録に残すことができるように工夫したタイムレコーダを提供する。【構成】 タイムレコーダ1に、勤怠データが入力された時の前回の日時差と内部時計の日時変更による新たな日時差とを比較して、これ等二つの日時差の時間差部分に関して+-極性が互いに異なる場合か、或は、時間差部分の絶対値に関して新たな日時差の方が小さい場合に限って、入力日時と絶対日時を改ざん疑惑データとしてデータメモリ7にファイルする疑惑履歴リスト記憶手段と、このリストを出力する改ざん疑惑履歴リスト出力手段を設ける。
請求項(抜粋):
内部時計の現在日時と絶対日時との差を日時差としてデータメモリに記憶する一方、内部時計の日時が変更された場合に、変更前の日時と上記データメモリに記憶されている日時差から絶対日時を求め、且つ、変更後の日時とこの絶対日時との差を新たな日時差として上記のデータメモリに記憶すると共に、勤怠データが入力される度にこのデータメモリに記憶されている日時差を調べて、その日時差の絶対値が予め設定されている基準時間以上の場合に、時刻改ざんの記録を残すように構成したタイムレコーダに於いて、上記内部時計の予測される累積誤差に応じて、メモリに格納した基準時間テーブルに従って上記の基準時間を自動的に設定し直す基準時間設定手段と、内部時計の時刻を変更する度に上記のデータメモリに記憶されている変更実施の最終日付をその時点での絶対日時に書き換える内部時計の変更実施最終日付書き換え手段と、上記のデータメモリに記憶されている日時差が0に修正される度に同じくデータメモリに記憶されている修正対応日付をその時点での該変更実施最終日付に書き換える修正対応日付書き換え手段と、上記データメモリに記憶されているこれ等変更実施最終日付と修正対応日付と日時差を調べて、日時差の絶対値が上記の基準時間設定手段によって設定された基準時間未満であり、且つ、変更実施最終日付と現時点の絶対日付との日付差が予め設定した日数以上であって、更に、内部時計の累積誤差の絶対値が1分以上になると予測される日数以上、修正対応日付から既に経過している場合に限り、上記のデータメモリに記憶されている日時差を0に修正する日時差修正手段とを具備してなることを特徴とする時刻改ざんチェック機能付きタイムレコーダ。
IPC (2件):
G07C 1/00 ,  G06F 17/60

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