特許
J-GLOBAL ID:200903031119026154

車両用空調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114351
公開番号(公開出願番号):特開平6-320934
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 車両の始動直後における乗員の操作要因となる環境変化量を精度良く予測して制御特性を的確に補正し,常に車室内における快適性を保証する。【構成】 手動設定手段5により送風状態の設定変更があったとき,計時手段7により計時される経過時間が既定値以内で,かつ,車両熱負荷安定状態判定手段4bが安定状態であると判断したとき,熱環境情報記憶手段4aに記憶されている既定時間内における熱環境情報に基づいて演算した熱環境量を環境条件として設定変更された送風状態あるいは送風状態変化量を記憶する設定情報記憶手段4cに記憶された操作情報および熱負荷に基づいて制御特性を補正する制御特性補正手段4dとを備えている。
請求項(抜粋):
熱環境情報入力手段から入力される各種熱環境情報および設定室温により目標空調条件を演算し,該演算された目標空調条件を維持するように空調装置を制御し,自動的に車室内を空調する車両用空調制御装置において,乗員の手動操作により前記空調装置の送風状態を設定変更する手動設定手段と,前記空調装置が始動してからの経過時間を計時する計時手段と,あらかじめ定められた時間内における熱環境情報を記憶する熱環境情報記憶手段と,前記目標空調条件から車室内の空調状態が安定状態か否かを判定する車両熱負荷安定状態判定手段と,前記手動設定手段により送風状態の設定変更があったとき,前記計時手段により計時される経過時間が既定値以内で,かつ,前記車両熱負荷安定状態判定手段が安定状態であると判断したとき,前記熱環境情報記憶手段に記憶されている既定時間内における熱環境情報に基づいて演算した熱環境量を環境条件として設定変更された送風状態あるいは送風状態変化量を記憶する設定情報記憶手段と,前記設定情報記憶手段に記憶された操作情報および熱負荷に基づいて制御特性を補正する制御特性補正手段とを具備することを特徴とした車両用空調制御装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00

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