特許
J-GLOBAL ID:200903031119505508

有声音無声音判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006121
公開番号(公開出願番号):特開平5-188986
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 入力された音韻によらず、簡単な閾値設定を用いて有声音と無声音の判定を行う。【構成】 音声信号波形を入力とするパーセプトロン型の神経回路網を用い、信号入力処理15、順方向伝搬処理16、電力計算処理18、及びその電力と閾値との比較処理19という、神経回路網特有の非線形強調処理により、有声音と無声音の判定を行う。これにより、入力音声の音韻の種類に影響されることなく、入力音声の有声音と無声音の高精度な判定が行える。
請求項(抜粋):
学習のための提示音声信号の大きさを電力によって一定の時間区間にわたって正規化した信号値を入力し、その入力した有声音声区間の予め定められた位置と入力音声のエポック点とが一致したときに出力系列の正弦波の位相が0となり、それ以外の場合には出力系列の正弦波の位相がエポック点との時間差に応じた値を取り、かつ無声音声区間が入力された場合には出力系列が一定値を取るように、誤差逆伝搬法による学習処理を施した神経回路網を用い、有声音無声音が未知の入力音声の大きさを電力により一定の区間にわたって正規化した信号値を前記神経回路網に入力し、その加えられる入力の時刻をわずかづつ移動させて得られる神経回路網の出力系列に対し、前記出力系列の電力を求め、前記出力系列の単位時間当たりの電力値が閾値を越える時間区間を有声音、閾値を越えない時間区間を無声音と判定することを特徴とする有声音無声音判定方法。
IPC (3件):
G10L 3/00 515 ,  G06F 15/18 ,  G10L 3/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-140284
  • 特開平2-244683
  • 特開平3-134514

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