特許
J-GLOBAL ID:200903031120806694

油圧作業機のエンジン回転数の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238516
公開番号(公開出願番号):特開平9-079206
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】作業休止時にエンジンの回転数をスロットルレバーによる指示回転数から低速回転数に切換える作動を作業者がスイッチ操作等の特別の操作を行うことなく的確に行うことができる油圧作業機のエンジン回転数の制御方法を提供する。【解決手段】作業を休止すべく全ての操作レバー14〜21を中立位置に操作したとき、最後に中立位置に操作された操作レバーの操作速度が所定速度以上の大操作速度か所定速度未満の小操作速度かに応じて各別の遅延時間を設定し、その遅延時間継続して操作レバー14〜21を中立位置に保持されたときには、エンジン1の回転数を所定の低速回転数に切換え、遅延時間内にいずれかの操作レバーが操作されたときには、エンジン1をスロットルレバー21による指示回転数に継続的に制御する。小操作速度の場合の遅延時間は大操作速度の場合の遅延時間よりも長い。
請求項(抜粋):
エンジンを駆動源とする油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐出圧油により作動する複数のアクチュエータと、該複数のアクチュエータの作動をそれぞれ操作するための複数の操作レバーと、前記エンジンの回転数を設定するためのスロットルレバーとを備えた油圧作業機のエンジン回転数を制御する方法であって、前記エンジンの回転数が前記スロットルレバーにより設定されたスロットル指示回転数に制御された状態で、全ての前記操作レバーが中立位置に操作されたとき、該中立位置への操作時の少なくとも一つの操作レバーの操作速度に応じて遅延時間を設定する工程と、前記全ての操作レバーが中立位置に操作された後、該中立位置に保持されているときには、前記遅延時間を経過するまでは前記エンジンの回転数をスロットル指示回転数に制御しつつ経過時間を計時し、その経過時間が前記遅延時間に達したときに前記エンジンの回転数を省燃費用の所定の低速回転数に制御する工程と、前記経過時間が前記遅延時間に達する前に、前記操作レバーの少なくとも一つが中立位置から作業位置に操作されたときには前記経過時間の計時をクリアして前記エンジンの回転数をスロットル指示回転数に保持する工程とを備え、前記遅延時間を設定する工程は、前記操作レバーの操作速度が所定値以上の大操作速度であるか該所定値未満の小操作速度であるかに応じて各別に定められた遅延時間を設定し、該操作レバーの操作速度が小操作速度である場合に設定する遅延時間は大操作速度である場合に設定する遅延時間よりも長く定められていることを特徴とする油圧作業機のエンジン回転数の制御方法。
IPC (2件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/20
FI (3件):
F15B 11/00 F ,  E02F 9/20 G ,  F15B 11/00 N

前のページに戻る