特許
J-GLOBAL ID:200903031124631228

ケトン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165094
公開番号(公開出願番号):特開平5-246968
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】一般式(I)で表されるケトン誘導体または薬学的に許容されるその塩およびそれを有効成分とする医薬組成物。〔式中、n=0,1であり;R1はR10-CO-,R10-O-CO-,R10-SO2-,R10-NH-CO-を;R2,R4,R6はH,C1〜5アルキルを;R3,R5はH、(置換)アリール基、(置換)C1〜20アルキルを;R7はシクロアルキル、水酸基、C1〜5アルコキシ等を;R8はH,C1〜5アルキル、(置換)C7〜20アラルキルを表し;あるいはR2-R3,R4-R5で複素環を、R7-R8でシクロアルキルまたはベンジリデンを形成してもよい。AはO,S(O)n(但し、n=0,1,2),N(R11);R9は2-フリールメチル、ベンジル、メチル、ピリジルメチル等を;R10はシクロアルキル、アリール等を;R11はC1〜15アルキルを示す〕【効果】このケトン誘導体は、パパイン、カテプシンB、カテプシンH、カテプシンL、カルパイン等のチオールプロテアーゼに対して強い阻害活性を示し、また経口吸収性、組織移行性および細胞膜透過性にもすぐれている。
請求項(抜粋):
下記一般式(I):【化1】(R10はC3 〜C15のシクロアルキル基、C3 〜C15のシクロアルケニル基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基、置換基を有していてもよいC10〜C14の一部水素添加されたアリール基、フルオレニル基、置換基を有していてもよい複素環残基、C3 〜C15のシクロアルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリールオキシ基、置換基を有していてもよいC6 〜C14の一部水素添加されたアリールオキシ基、置換基を有していてもよい複素環オキシ基、置換基を有していてもよいC7 〜C20のアラルキルオキシ基および置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリールチオ基から選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル基;C3 〜C15のシクロアルキル基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基;置換基を有していてもよいC6 〜C14の一部水素添加されたアリール基;置換基を有していてもよいC2 〜C10のアルケニル基または置換基を有していてもよい複素環残基を表す。)を表し、R2 、R4 およびR6 はそれぞれ独立して水素原子またはC1 〜C5 のアルキル基を表し、R3 およびR5 はそれぞれ独立して水素原子、C7 〜C20のアラルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基、C1 〜C10のアルコキシ基または置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル基を表す。またR2 とR3 、R4 とR5 はそれぞれ一緒になって置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成してもよい。R7 はC3 〜C15のシクロアルキル基、ヒドロキシル基、複素環残基で置換されていてもよいC1 〜C5 のアルコキシ基、C6 〜C14のアリールオキシ基、C7 〜C20のアラルキルオキシ基、複素環残基で置換されていてもよいC1 〜C5 のアルキルチオ基、C6 〜C14のアリールチオ基、C7 〜C20のアラルキルチオ基、カルボキシル基、カルバモイル基、C2 〜C6 のアルコキシカルボニル基、複素環残基および置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基から選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル基;水素原子;C7 〜C20のアラルキルオキシ基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基またはC1 〜C10のアルコキシ基を表し、R8 は水素原子、C1 〜C5 のアルキル基または置換基を有していてもよいC7 〜C20のアラルキル基を表すか、R7 とR8 が一緒になって置換基を有していてもよいベンジリデン基またはC3 〜C15のシクロアルキル基を表す。【化2】R9 は置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基または-(CH2)m -X(Xは水素原子、ヒドロキシル基、C1 〜C5 のアルキルチオ基、C2 〜C6のアルコキシカルボニルアミノ基、置換基を有していてもよい複素環残基、アミノ基、C1 〜C5 のモノアルキルアミノ基、C2 〜C10のジアルキルアミノ基、C2 〜C6 のアシルアミノ基、ハロゲン原子、C1 〜C5 のアルコキシ基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基または置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリールオキシ基を表し、mは0または1〜15の整数を表す。)を表す。但し、R1 がベンジルオキシカルボニル基を表し、R4 、R6 及びR8がともに水素原子を表し、R5 がベンジル基を表し、R7 がメチル基を表し、かつnが0を表すとき、-A-R9 はメチルチオ基を表さない。(2) Aが-O-を表すとき、R9 は水素原子または-(CH2)l -X(lは1〜15の整数を表し、Xは前記定義に同じである。)を表す。【化3】C20のアルキル基を表す。)を表すとき、R9 は置換基を有していてもよいC6〜C14のアリール基または-(CH2)m -X(Xおよびmは前記定義に同じである。)を表す。またR9 とR11は一緒になって、置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成してもよい。また、nは0または1を表す。〕で表されるケトン誘導体または薬学的に許容されるその塩。
IPC (48件):
C07C237/22 ,  A61K 31/16 ABS ,  A61K 31/18 ABR ,  A61K 31/27 ,  A61K 31/34 ABJ ,  A61K 31/35 ABF ,  A61K 31/36 ACS ,  A61K 31/38 ADD ,  A61K 31/40 AAM ,  A61K 31/415 ABE ,  A61K 31/42 AEJ ,  A61K 31/425 AEK ,  A61K 31/44 ABN ,  A61K 31/47 ADU ,  A61K 37/02 ACB ,  A61K 37/64 AAP ,  C07C233/78 ,  C07C271/20 ,  C07C317/24 ,  C07C323/22 ,  C07C323/24 ,  C07D207/333 ,  C07D213/30 ,  C07D213/32 ,  C07D217/06 ,  C07D235/06 ,  C07D261/08 ,  C07D263/20 ,  C07D263/32 ,  C07D277/22 ,  C07D277/24 ,  C07D295/10 ,  C07D307/12 ,  C07D307/42 ,  C07D307/54 ,  C07D307/68 ,  C07D309/06 ,  C07D311/22 ,  C07D333/24 ,  C07D333/38 ,  C07D333/60 ,  C07D405/12 213 ,  C07D405/12 217 ,  C07D407/12 307 ,  C07D407/14 307 ,  C07D409/12 307 ,  C07D409/14 307 ,  C07K 5/06

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