特許
J-GLOBAL ID:200903031128432327

赤外線検知回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205074
公開番号(公開出願番号):特開平5-045220
出願日: 1991年08月15日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】周囲温度によって感度が変化することを防止でき、周囲温度と輻射熱の情報を個別に検出可能な赤外線検知回路を提供する。【構成】赤外線の輻射エネルギーと周囲温度に感応する赤外線感応抵抗体Rt以外に、抵抗体Rtと略同一の温度-抵抗特性で周囲温度の変化に感応する基準感熱抵抗体Rrefを設け、この抵抗体Rrefを用いて周囲温度の情報を検出する。また、抵抗体Rtから検出された情報から差動増幅器5により周囲温度の影響を除去することにより、輻射熱の絶対値を検出する。【効果】周囲温度によって感度が変化することがなく、絶えず一定の感度を維持できる。また、赤外線感応抵抗体に入射する輻射エネルギーの変化分と、絶対値、及び周囲温度をそれぞれ独立に検出できる。
請求項(抜粋):
赤外線の輻射エネルギーと周囲温度に感応する赤外線感応抵抗体と、前記赤外線感応抵抗体と略同一の温度-抵抗特性で周囲温度の変化に感応する基準感熱抵抗体と、前記赤外線感応抵抗体と前記基準感熱抵抗体に電流を流すための直流電源と、前記赤外線感応抵抗体に流れる電流を第1の電圧に変換するための第1の帰還抵抗を有する第1の直流差動増幅器と、前記基準感熱抵抗体に流れる電流を第2の電圧に変換するための第2の帰還抵抗を有する第2の直流差動増幅器と、第1の電圧と第2の電圧の差分を増幅する第3の直流差動増幅器と、第1の電圧の変化分を増幅する交流増幅器とを備えることを特徴とする赤外線検知回路。
IPC (3件):
G01J 1/42 ,  G01K 7/16 ,  G01V 9/04

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