特許

J-GLOBAL ID：200903031129079175

接着方法、接着剤、接着構造体、及び接着中間構造体

発明者： 島田 敏宏
出願人/特許権者： 国立大学法人 東京大学
代理人 (1件)： 杉村 興作
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-112987
公開番号（公開出願番号）：特開2004-315694
出願日： 2003年04月17日
公開日（公表日）： 2004年11月11日
要約：

【課題】厚み制御が簡単であるとともに、機械的強度や耐熱性などの耐環境特性に優れ、広範囲の環境下で使用することのできる接着方法を提供する。【解決手段】所定の部材11を(Zm)n-Yなる分子式を有する分子を含む溶液中に浸漬させて、前記部材の表面に対して前記分子を含む接着層13を形成する。次いで、前記部材の、前記接着層が形成された表面と他の部材14の表面とを圧着させて接着中間構造体を形成し、前記接着中間構造体に対して加熱処理を施し、前記部材と前記他の部材とを接着させる(Zは例えば-PO3H2などの官能基、YはC3〜C50の直鎖又は分岐した脂肪族あるいは環状脂肪族、又はC8〜C50の芳香族とC3〜C44の脂肪族あるいは環状脂肪族とが結合したもの。)【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

所定の部材を(Zm)n-Yなる分子式を有する分子を含む溶液中に浸漬させて、前記部材の表面に対して前記分子を含む接着層を形成する工程と、 前記部材の、前記接着層が形成された表面と他の部材の表面とを圧着させて接着中間構造体を形成する工程と、 前記接着中間構造体に対して加熱処理を施し、前記部材と前記他の部材とを接着させる工程と、 を具えることを特徴とする、接着方法 (Z:-PO3H2, -OPO3H2, -C6H4N3, -OC(=O)C6H4N3, -O-C6H4N3, -NH-C6H4N3, -CONHOH, -COOH, -OH, -SH, -COSH, -C5H4N, -SeH, -SO3H, -NC, -SiCl(CH3)2, -SiCl2CH3, -NH2, -H2PO,-Si(CH3)(OCH3)2,-Si(OCH3)3,-Si(OC2H5)3からなる群より選ばれる少なくとも一種、Y:C3〜C50の直鎖又は分岐した脂肪族あるいは環状脂肪族、又はC8〜C50の芳香族とC3〜C44の脂肪族あるいは環状脂肪族とが結合したもの、但し、結合部分にはペプチド結合、エーテル結合、エステル結合があってもよく、脂肪族ユニット、脂肪族ユニットと芳香族ユニットとが前記結合部分を介して複数結合してもよい。m:自然数、n:1,2又は3、但し、Zが-SiCl(CH3)2及び-SiCl2CH3の場合は1)。

IPC (2件)：

C09J5/02 ,  C09J5/06

FI (2件)：

C09J5/02 ,  C09J5/06

Fターム (6件)：

4J040PA04 ,  4J040PA05 ,  4J040PA06 ,  4J040PA30 ,  4J040PA33 ,  4J040PA35

引用特許：

審査官引用 (1件)

• ガラス繊維強化ポリアリレンサルファイド樹脂複合材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-035229   出願人：帝人株式会社