特許
J-GLOBAL ID:200903031137205520

リン酸エステルの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-523527
公開番号(公開出願番号):特表2001-509820
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】トリフェニルリン酸の含有量が低く、低粘度である液体のメタリッチなトリアリルリン酸エステルを生成する方法であって、(a)フェノールを、強酸触媒の存在下で2〜12個の炭素原子を含むオレフィンと反応させることによって、メタ又はパラのアルキルフェノールの混合物を含む反応生成物を生成するアルキル化反応段階と、(b)前記アルキル化反応段階の前記アルキルフェノールの混合物を強酸触媒の存在下で加熱して、フェノールの量を22%より低く保ちながら、混合物中のメタ異性体の含有量を少なくとも20%まで増加させるアルキル交換反応段階と、(c)前記アルキル交換反応段階の前記アルキルフェノールの混合物をリン酸化試剤と反応させるリン酸エステル化段階と、を含み、前記段階(a)及び(b)で用いられる強酸触媒が、酸強度がゼロより低いブレンステッド酸であるトリアリルリン酸エステルの生成方法。より好ましい触媒は、ベントナイト、モンモリロナイト又は酸性白土等の活性化された粘度である。アルキル化反応段階とアルキル交換反応段階は100°Cと200°Cの間、好ましくは150°Cと180°Cの間の温度で行われる。
請求項(抜粋):
トリフェニルリン酸の含有量が低く、低粘度である液体のトリアリルリン酸エステルを生成する方法であって、 (a)フェノールを、強酸触媒の存在下で2〜12個の炭素原子を含むオレフィンと反応させることによって、メタ及びパラのアルキルフェノールの混合物を含む反応生成物を生成するアルキル化反応段階と、 (b)前記アルキル化反応段階の前記アルキルフェノールの混合物を強酸触媒の存在下で加熱して、フェノールの量を22%より低く保ちながら、混合物中のメタ異性体の含有量を少なくとも20%まで増加させるアルキル交換反応段階と、 (c)前記アルキル交換反応段階の前記アルキルフェノールの混合物をリン酸化試剤と反応させるリン酸エステル化段階と、を含み、 段階(a)及び段階(b)で用いられる前記強酸触媒が、酸強度がゼロより低いブレンステッド酸であるトリアリルリン酸エステルの生成方法。
IPC (6件):
C07F 9/12 ,  B01J 21/16 ,  B01J 27/10 ,  B01J 27/199 ,  B01J 31/02 103 ,  B01J 31/08
FI (6件):
C07F 9/12 ,  B01J 21/16 X ,  B01J 27/10 X ,  B01J 27/199 X ,  B01J 31/02 103 X ,  B01J 31/08 X

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