特許
J-GLOBAL ID:200903031137733623

ロータリ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321051
公開番号(公開出願番号):特開平6-167287
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 吸入ガス,吐出ガス間に異常な差圧が発生した場合でも、圧縮機構部の摺動部、特にローラ,ベーン間の油膜厚さを適正に確保しうる信頼性の高いロータリ圧縮機を提供する。【構成】 潤滑油20を貯溜したケース16内に、電動機部と圧縮機構部とを収納し、その圧縮機構部は、シリンダ3と主軸受4および副軸受5とで形成された圧縮室と、吐出室と、圧縮室と吐出室とを連通する吐出孔に設けられた吐出弁と、圧縮室内に主軸受4および副軸受5に軸支されたクランク軸2によって偏心回転するローラ7と、シリンダ3に取り付けられローラ7の外周に接して圧縮室を高圧側と低圧側に区分するベーン6とを備え、吐出圧力,吸込圧力の差圧によりケース16内の潤滑油20を前記シリンダ3内に給油する手段、例えばケース16底部の貯油面下部と吸込パイプ19とを結ぶ連通パイプ21を設けた。
請求項(抜粋):
潤滑油を貯溜した密閉容器内に、電動機部と該電動機部にクランク軸で連結された圧縮機構部とを収納し、その圧縮機構部は、シリンダと該シリンダの両端を閉塞する主軸受および副軸受とで形成された圧縮室と、前記副軸受と吐出カバーとで囲まれた吐出室と、前記圧縮室と吐出室とを連通する吐出孔に設けられた吐出弁と、前記圧縮室内に前記主軸受および副軸受に軸支されたクランク軸によって偏心回転するローラと、前記シリンダに摺動自在に取り付けられ前記ローラの外周に接して前記圧縮室を高圧側と低圧側に区分するベ-ンとを備えてなるロータリ圧縮機において、吐出圧力,吸込圧力の差圧により前記密閉容器内の潤滑油を前記シリンダ内に給油する手段を設けたことを特徴とするロータリ圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/02 311 ,  F04C 29/02

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