特許
J-GLOBAL ID:200903031144520171

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065008
公開番号(公開出願番号):特開平5-270377
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 マスタシリンダ圧を制御入力信号としてブレーキ圧を制御するブレーキ制御装置において、第1の目的は、ブレーキ圧の増圧制御と減圧制御を共に可能としながら、アクチュエータフェイル時の制動違和感の解消及びブレーキ非操作時のエネルギ無駄使いの解消を図ること。第2の目的は、解決手段として設けられる第1アクチュエータと第2アクチュエータの取付容易性の向上を図ること。【構成】 第1の構成は、圧力制御弁eのスプールfに対しマスタシリンダ圧に対応する推力と対向する方向と同方向とにそれぞれ推力を出す2つのアクチュエータg,hを設け、通常時は両アクチュエータg,hに対し零指令値を出力し、減圧側では第1アクチュエータgを用い、増圧側では第2アクチュエータhを用いる構成とした。第2の構成は、第1アクチュエータgと第2アクチュエータhを、スプールfの両端位置に配置した1組の第1比例ソレノイドg’と第2比例ソレノイドh’とした。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作手段に対する操作力に応じてマスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダと、各車輪の制動装置にそれぞれ設けられているホイールシリンダと、入力ポートに外部油圧源が接続され、出力ポートに前記ホイールシリンダが接続され、マスタシリンダ圧に対応する推力に応じて出力油圧を作り出す圧力制御弁と、前記圧力制御弁のスプールに対しマスタシリンダ圧に対応する推力と対向する方向に推力を出す第1アクチュエータと、前記圧力制御弁のスプールに対しマスタシリンダ圧に対応する推力と同方向に推力を出す第2アクチュエータと、通常時は第1アクチュエータと第2アクチュエータに対し零指令値を出力し、減圧時は第1アクチュエータに対し所定の指令値を出力し、増圧時は第2アクチュエータに対し所定の指令値を出力するブレーキコントローラと、を備えていることを特徴とするブレーキ制御装置。

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