特許
J-GLOBAL ID:200903031146253413

熱転写フィルムおよび画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-115297
公開番号(公開出願番号):特開2002-002131
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 印字物に白抜けの発生がなく、鮮明な印字ができ、さらに機密漏洩防止機能を有する熱転写フィルム、画像形成方法を提供する。【解決手段】 基材フィルム上に中間層、着色層を設け、中間層は、熱溶融性物質として、その融解ピーク温度より15〜25°C高い温度領域の溶融粘度が100mPa・s以上1000mPa・s以下であり、融解ピーク温度が50〜110°Cの範囲内、結晶化ピーク温度が-20〜100°Cの範囲内で、かつ、結晶化ピーク温度が融解ピーク温度よりも10°C以上低い熱溶融性物質と、軟化温度が130°C以上400°C以下である非転写性のバインダー樹脂とを含有する。印字後、印字部が剥離迄の間に多少冷却されても、中間層の着色層界面が、熱溶融性物質の過冷却性で溶融かつ低粘度状態にあり、低剥離力で着色層が披転写紙に転写され、ラフ紙に対しても抜けの少ない良好な印字物を得る。
請求項(抜粋):
基材フィルム上に中間層を介して着色層を設けた熱転写フィルムにおいて、中間層は熱溶融性物質および非転写性のバインダー樹脂を含有し、該熱溶融性物質の融解ピーク温度(JIS K7121-1987に定める融解ピーク温度)より15〜25°C高い温度領域における該熱溶融性物質の溶融粘度は100mPa・s以上1000mPa・s以下であり、該熱溶融性物質の融解ピーク温度(JIS K7121-1987に定める融解ピーク温度)は50〜110°Cの範囲内であり、該熱溶融性物質の結晶化ピーク温度(JIS K7121-1987に定める結晶化ピーク温度)は-20〜100°Cの範囲内であり、かつ、該熱溶融性物質の前記結晶化ピーク温度は前記融解ピーク温度よりも10°C以上低く、該バインダー樹脂の軟化温度(JIS K2207-1980に定める環球法で測定される軟化温度)は130°C以上400°C以下であることを特徴とする熱転写フィルム。
IPC (3件):
B41M 5/40 ,  B41J 31/00 ,  B41M 5/26
FI (3件):
B41J 31/00 C ,  B41M 5/26 F ,  B41M 5/26 P
Fターム (17件):
2C068AA06 ,  2C068BB27 ,  2C068BC26 ,  2H111AA01 ,  2H111AA14 ,  2H111AA20 ,  2H111AA26 ,  2H111AA33 ,  2H111BA04 ,  2H111BA07 ,  2H111BA23 ,  2H111BA34 ,  2H111BA53 ,  2H111BA55 ,  2H111BA70 ,  2H111BA71 ,  2H111BA76

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