特許
J-GLOBAL ID:200903031150302240

スペクトラム拡散通信同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226803
公開番号(公開出願番号):特開平6-077928
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】スペクトラム拡散通信における逆拡散復調方式に関し、遅延多重波が存在する場合に、逆拡散後のC/Nを最大にするRAKE受信器において、同期までの時間を短くすることを目的とする。【構成】入力信号を拡散レートの逆数のN倍のクロックで遅延する遅延線1のN個のタップごとに逆拡散用重み付け係数を乗算して同一順位の出力を合成してN個の整合フィルタを形成する逆拡散演算部2と、各整合フィルタの出力を拡散レートの逆数のクロックで遅延する遅延線3の各タップ出力のピーク点の出力を加算するN個の加算値演算部4と、N個の加算値演算部4の出力の最大値を選択する最大値選択部5と、この最大値が増大するように遅延線1,3のクロックのタイミングを制御するクロックタイミング制御部6とを有するRAKE受信器で、クロックタイミングを制御してC/N最大の復調出力を得ることで構成する。
請求項(抜粋):
入力信号を拡散レートの逆数のN倍(Nは2以上の自然数)の速度のクロックで遅延させる遅延線(1)を有し、該遅延線(1)のN個のタップごとに逆拡散用重み付け係数を乗算してそれぞれのN個のタップの同一順位の出力を合成することによってN個の整合フィルタを形成する逆拡散演算部(2)と、該各整合フィルタの出力を拡散レートの逆数の速度のクロックで遅延させる遅延線(3)を有し、該遅延線(3)の各タップ出力におけるピーク点の出力を加算して出力を発生するN個の加算値演算部(4)と、該N個の加算値演算部(4)の出力の最大値を選択する最大値選択部(5)と、該最大値を前回の値と比較してその値が増大するように前記遅延線(1)および遅延線(3)のクロックのタイミングを制御するクロックタイミング制御部(6)とを備えたRAKE受信器において、該クロックタイミングの制御によって入力信号からC/N最大の復調出力を得ることを特徴とするスペクトラム拡散通信同期方式。

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