特許
J-GLOBAL ID:200903031152452665

部品の分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072893
公開番号(公開出願番号):特開平10-265030
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 絡まったスプリング3同士を分離して送り出した後、再びスプリング3同士が絡まることなく分離した個々のスプリング3を取り出すことのできる部品の分離装置を提供することにある。【解決手段】 分離器4は、絡み合ったスプリング3同士を収容する分離室4Fを有し、この分離室4Fの底部に開口するエアー流入口より圧縮空気が送り込まれて、分離室4Fの上部に開口する排出口より圧縮空気とともに分離されたスプリング3が排出される。排出口には、分離されたスプリング3を送り出す部品送給パイプ7が接続されている。この部品送給パイプ7は、その内径がスプリング3の外径より若干大きく設定され、パイプ出口がストッパ面12の近くまで延びている。但し、パイプ出口とストッパ面12との距離は、スプリング3を1個だけ取り出すことが可能で、且つスプリング3の全長より短い距離に保たれている。
請求項(抜粋):
絡み合った部品同士を収容する分離室を有し、この分離室の底部に開口するエアー流入口より前記分離室に圧縮空気を送り込んで絡み合った部品を個々に分離し、前記分離室の上部に開口する排出口より圧縮空気とともに分離した部品を排出する分離器と、前記排出口に接続されて、前記分離器で分離された部品を整列状態で送り出す部品送給パイプと、この部品送給パイプの出口から所定の距離を隔てて対向するストッパ面とを備えた部品の分離装置であって、前記分離器は、前記排出口の内径が前記部品の外径より若干大きく設けられ、且つ前記排出口に通じる前記分離室の内壁面が前記排出口に向かって傾斜して設けられ、前記部品送給パイプの出口と前記ストッパ面との間隔が、前記部品送給パイプの出口から前記部品を取り出すことができ、且つ前記部品の全長より短く設定されていることを特徴とする部品の分離装置。

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