特許
J-GLOBAL ID:200903031153606062

映像信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-057393
公開番号(公開出願番号):特開平8-256343
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 各色成分を表す映像データから輝度データを生成する際、各色成分のバランスがくずれにくいようにする。【構成】 映像データを分離回路11で各色成分(G、Ye、Cy)に分離し、各色成分毎に乗算回路12で固有の係数を乗算する。乗算が完了した時点で、各色成分の飽和レベルの最も低い値に応じてレベルクリップ回路14のクリップレベルを設定する。平均レベルの最も低い色成分の映像データを演算回路15に取り込み、その映像データからクリップレベルを差し引き、さらに1以下の係数を乗算する。レベルクリップ回路14に入力される映像データがクリップレベルに達するまでは、そのデータをそのまま出力し、クリップレベルを越えると、加算回路17で演算処理回路15の出力を加算して出力する。
請求項(抜粋):
各種の色成分にそれぞれ対応付けられた複数種類の映像情報が一水平ライン毎に所定の順序で連続する映像信号を入力し、色成分別に各映像情報のレベルを補正する映像信号処理装置において、上記複数種類の映像情報を色成分別に振り分ける色分離回路と、各色成分に分離された映像情報に対してそれぞれ固有のゲインを掛けて平均レベルを均一化する乗算回路と、この乗算回路から出力される映像情報を一定レベルでクリップするレベルクリップ回路と、上記乗算回路から出力される映像情報の内の特定の色成分に対応する映像情報からクリップレベルを差し引き、なおかつ一定の係数を掛ける演算回路と、この演算回路の演算結果が正値を示すときに上記乗算回路から出力される映像情報に加算する加算回路と、を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。

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