特許
J-GLOBAL ID:200903031155718763

無線伝送システム、基地局及び無線伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 敦朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-258604
公開番号(公開出願番号):特開2007-074318
出願日: 2005年09月06日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】MIMO技術等、複数アンテナを用い、複数の移動局が同一周波数によって同一時刻で通信を行う次世代無線通信において、下り回線の同一セル内干渉を抑制して、無線ネットワークにおける実効速度を向上させる。【解決手段】 基地局において、下り回線におけるチャネル情報を該移動局から取得し、取得されたチャネル情報に基づいて、他の移動局に対する送信信号及び雑音によって発生する当該移動局側における干渉雑音成分を、時空間的に無相関なガウス雑音と等価な信号に変換するための変換行列を要素とする送信アンテナウェイトを生成し、これを送信信号に重畳し、下り回線を通じて移動局に送信する。そして、移動局において、干渉雑音成分がガウス雑音と等価な信号に変換された受信信号から、下り回線の所望の信号をチャネル情報に基づいて生成される受信アンテナウェイトによって分離検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のアンテナを有する基地局と、複数のアンテナを有する複数の移動局との間で、信号を前記複数のアンテナから同一時刻に同一搬送波周波数で、周波数分割複信または時分割複信により相互に送受信する無線伝送システムであって、前記基地局は、 下り回線におけるチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、 取得された前記チャネル情報に基づいて、他の移動局に対する送信信号及び雑音によって発生する当該移動局側における干渉雑音成分を、ガウス雑音と等価な信号に変換するための変換行列を生成する変換行列生成手段と、 下り回線を通じて前記移動局に対して送信される送信信号に、前記変換行列を要素とする送信アンテナウェイトを重畳する送信アンテナウェイト重畳手段と、 を備え、前記移動局は、 干渉雑音成分がガウス雑音と等価な信号に変換された受信信号から、前記下り回線における所望の信号を前記チャネル情報に基づいて生成される受信アンテナウェイトによって分離検出する信号分離検出手段と を備えることを特徴とする無線伝送システム。
IPC (4件):
H04B 7/06 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/10 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B7/06 ,  H04B7/08 D ,  H04B7/10 A ,  H04B7/26 D
Fターム (17件):
5K059CC02 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD31 ,  5K067AA03 ,  5K067CC02 ,  5K067CC04 ,  5K067CC24 ,  5K067DD42 ,  5K067DD45 ,  5K067DD48 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE23 ,  5K067GG08 ,  5K067KK02 ,  5K067KK03
引用文献:
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