特許
J-GLOBAL ID:200903031159309434
ガスタービンシステム及びその作動方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074427
公開番号(公開出願番号):特開平7-269371
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 タービン区分からの膨張ガスを用いて排熱回収熱交換器内で蒸気を生じさせ、この蒸気とガス状炭化水素燃料の混合物を改質器内で加熱するガスタービンシステムを提供する。【構成】 改質器(6)は、燃焼器(4)内における燃焼のために炭化水素ガスを水素と一酸化炭素に改質、即ち変換する。排熱回収熱交換器(7)からの蒸気の一部は、タービン区分(5)内の構成部材、例えば静翼を冷却するのに用いられ、それにより蒸気は過熱される。過熱蒸気は、改質器の上流側で炭化水素ガスに混ぜられ、それによりタービン区分から排出された膨張ガスの温度を上げる必要がなくなり、したがって、炭化水素ガスの効率的な変換が行われるようになる。
請求項(抜粋):
高温圧縮ガスを膨張させて軸動力を生じさせると共に膨張ガスを排出するタービン区分を有する動力発生用ガスタービンシステムにおいて、タービン内には前記高温圧縮ガスに当てられる複数の構成部材が設けられ、該構成部材の少なくとも一部の内部には冷却用流体通路が設けられており、前記ガスタービンシステムは、前記膨張ガスからの熱を給水に伝達して蒸気を生じさせる蒸気発生器と、前記蒸気の少なくとも第1の部分を前記構成部材の前記一部内の前記冷却用流体通路に差し向けて該通路を流通させ、それにより前記蒸気の前記第1の部分が冷却用蒸気となり、この冷却用蒸気が前記冷却用流体通路を通って流れることにより、該冷却用蒸気は加熱されて加熱冷却用蒸気となるが、前記構成部材の前記一部は冷却されるようにする手段と、前記膨張ガスからの熱を炭化水素ガスに伝達すると共に前記炭化水素ガスを前記加熱冷却用蒸気に接触させることにより炭化水素ガスを水素と一酸化炭素に変換する手段を備えた改質器とを有することを特徴とする炭化水素ガスをガスタービンシステム。
IPC (5件):
F02C 3/22
, C01B 3/38
, F02C 3/30
, F02C 6/18
, F02C 7/16
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