特許

J-GLOBAL ID：200903031175977455

車両位置検出システム

発明者： 吉田 泰玄
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 野田 茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-347147
公開番号（公開出願番号）：特開平11-161892
出願日： 1997年12月01日
公開日（公表日）： 1999年06月18日
要約：

【要約】【課題】 小規模で、かつ安価な車両位置検出システムを実現する。【解決手段】 車両に搭載された送信機16がa点において、変調信号で変調した搬送波28を内蔵アンテナを通じて送信すると、この電波は送信機直下のアンテナ10により受波され、アンテナシステム6の両端部(b点およびc点)から電気信号として出力される。第1および第2の受信機18、20はこれらの電気信号を受信して復調し、抽出した変調信号を位相比較器22に出力する。ただし、第1の受信機18からの変調信号は初期位相調整器26により位相調整された後、位相比較器22に供給される。位相比較器22は入力された2つの変調信号の位相を比較し、位相差を表す信号を出力する。そして、位置算出器24は、この位相比較器22の出力信号にもとづいて車両からの電波の受波点(a点)、すなわち車両の位置を算出する。

請求項（抜粋）：

車両に搭載された送信機と、地上に延設され前記送信機からの電波を受波して前記電波に対応する電気信号を両端部から出力するアンテナシステムと、前記アンテナシステムが出力する前記電気信号にもとづいて前記車両の位置を算出する車両位置検出装置とを含み、前記アンテナシステムは、その延設方向に間隔をおいて配列された、前記送信機からの前記電波を受波する複数の受波部を含み、各受波部で受波した前記電波により生起した前記電気信号を前記両端部から、各受波部の配列の順序に対応した遅延時間で出力し、前記車両位置検出装置は、前記アンテナシステムの前記両端部からそれぞれ出力される前記電気信号の時間差にもとづいて前記車両の位置を算出する、ことを特徴とする車両位置検出システム。

IPC (6件)：

G08G 1/042 ,  G01C 15/00 ,  G01C 21/00 ,  G01S 13/46 ,  G07B 15/00 ,  G07B 15/00 510

FI (6件)：

G08G 1/042 A ,  G01C 15/00 Z ,  G01C 21/00 A ,  G01S 13/46 ,  G07B 15/00 L ,  G07B 15/00 510

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 車両位置検出システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-017621   出願人：住友電気工業株式会社