特許
J-GLOBAL ID:200903031178776590

スケール防止剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088256
公開番号(公開出願番号):特開平11-263892
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 優れたスケール防止効果を有し、特にシリカ系スケールに対しても優れたスケール防止効果を示すスケール防止剤を提供すること。【解決手段】 特定のスルホン酸基含有単量体およびカルボン酸基含有単量体を含む単量体成分を共重合して得られる共重合体(塩)を主成分とし、重量平均分子量が2万〜50万、かつ、90°Cの条件下で共重合体(塩)を100mg/L添加した場合の不溶化するカルシウム濃度が200mg/L以上、ならびに/または、シリカ濃度210mg/L(SiO2 換算)、マグネシウム濃度49mg/L(Mg換算)、炭酸水素ナトリウム濃度420mg/L(NaHCO3 換算)、pH9、70°Cの条件下で共重合体(塩)を100mg/L添加した場合の140時間後に生成している析出物の平均粒径が1,000nm以下であるスケール防止剤。
請求項(抜粋):
スルホン酸基含有単量体およびカルボン酸基含有単量体を含む単量体成分を共重合して得られる共重合体(塩)を主成分とし、スルホン酸基含有単量体が下記一般式(I)で表される不飽和(メタ)アリルエーテル系単量体、2-ヒドロキシ-3-アクリルアミドプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸、メタリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸およびイソアミレンスルホン酸の群から選ばれた少なくとも1種であり、共重合体(塩)の重量平均分子量が2万〜50万、かつ、90°Cの条件下で共重合体(塩)を100mg/L添加した場合のカルシウムの不溶化許容濃度が200mg/L以上であるスケール防止剤。【化1】〔式中、R1 は水素原子または炭素数1〜8のアルキル基、a〜dは同一または異なり、0または1〜100の整数を示し(ただし、a+b+c+d=0〜100)、(OC2 H4 )単位と(OC3 H6 )単位とは、任意の順序で結合しており、Y,Zはスルホン酸基または水酸基であり、Y,Zの少なくとも一方はスルホン酸基である。〕
IPC (11件):
C08L 33/02 ,  C08F212/14 ,  C08F216/14 ,  C08F220/04 ,  C08F220/58 ,  C08F228/02 ,  C08L 25/18 ,  C08L 29/10 ,  C08L 33/24 ,  C08L 41/00 ,  C23F 14/02
FI (11件):
C08L 33/02 ,  C08F212/14 ,  C08F216/14 ,  C08F220/04 ,  C08F220/58 ,  C08F228/02 ,  C08L 25/18 ,  C08L 29/10 ,  C08L 33/24 ,  C08L 41/00 ,  C23F 14/02 A

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