特許
J-GLOBAL ID:200903031179231032

自動化された血漿隔離のための装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008414
公開番号(公開出願番号):特開平7-206691
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 処理工程制御と生成物均一性に優れ、かつ泡発生に対して安全保護された、全血液から血漿隔離を行う装置と方法を提供する。【構成】 全血液の計算された容積が処理される時、収集された血漿の要求された組成に基づいて前もって計算された点で、この装置は充填サイクルから流出サイクルに切り替わる。パックされた赤血球の容積を監視するために、光学的センサまたはマーカを用いて、この装置は自動化または部分的に自動化される。赤血球がこのマーカまたはセンサに到達する時、信号が制御装置に送られ、要求された充填容積が計算される。計算された充填容積に達するまで処理が持続し、そして計算された充填容積に到達すると収集サイクルが自動的に停止する。遠心分離機の2速度動作により、泡発生が防止される。
請求項(抜粋):
必要な累積赤血球容積率または必要な累積血小板採集量を有する分離された血漿を得るために遠心分離機の中の全血液の赤血球から血漿を隔離し、かつ、充填サイクルと流出サイクルとを順次に有し、かつ前記充填サイクルの期間中全血液が前記遠心分離機に供給されおよび前記遠心分離機の中に赤血球パック体が形成されるようにかつ前記分離された血漿が収集されるように前記血漿が前記赤血球から分離され、かつ前記流出サイクルの期間中前記遠心分離機の中に残っている前記分離された血球がそこから除去されおよび収集される、血漿隔離装置であって、前記遠心分離機の回転速度を制御する装置と、前記遠心分離機に全血液の制御された流れを供給する装置と、前記遠心分離機に供給される全血液の容積を監視する装置と、前記分離された血漿を収集する装置と、前記分離された赤血球を除去および収集する装置と、を有し、かつ予め定められた固定された容積の赤血球パック体を前記遠心分離機の中に生ずるために、前記遠心分離機に供給される全血液の容積Vm を決定する装置と、前記充填サイクルを終了するための、かつその後前記遠心分離機に供給される全血液の前記監視された容積が計算された最大充填容積Vf に等しい時に作動する前記流出サイクルを開始するための、制御装置と、前記制御装置と、前記容積監視装置と、Vm を決定する前記装置とに付随して動作し、かつ、必要な累積赤血球容積率または必要な累積血小板採集量を有する分離された血漿を生ずる遠心分離機充填容積としてVf が選定される試行血漿隔離において決定された方程式をVm とVf を関係付ける経験的に予め定められた方程式として用いて、前記最大充填容積Vf を計算する自動化された装置と、を有することを特徴とする、前記血漿隔離装置。
IPC (3件):
A61K 35/14 ,  A61M 1/02 520 ,  B04B 13/00

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