特許
J-GLOBAL ID:200903031182805589

通信制御方法および通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118093
公開番号(公開出願番号):特開平9-307578
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 複数の端末からセンタ局へ効率良く通信データを転送する。【解決手段】 センタ局が周期的に同報制御信号を全端末へ向けて送信し、通信制御するにあたって、同報制御信号に、各端末に送信すべき通信データが存在するか否かを問い合せる第1の同報制御コード411に、各端末での通信データ送信遅延時間tDと通信データ送信可能時間tSとを含む第2の同報制御コードを適宜付加する。各端末は、第1の同報制御コード411に応答して、必要に応じて送信要求コード420を返送するともに、第2の同報制御コード412の指定に従って、通信データ430を送信する。
請求項(抜粋):
センタ局に前記センタ局と接続された複数の端末から通信データを送信する場合の通信制御方法であって、前記センタ局が、夫々の前記端末が送信すべき通信データが存在するか否かを問合せる第1の同報制御コードを、第1の周波数の信号として第1の時刻に全ての前記端末へ向けて送信する第1のステップと、前記第1の同報制御コードを受信した夫々の前記端末が、送信すべき通信データが存在する場合に、送信要求コードを、第2の周波数の信号として前記センタ局へ向けて送信する第2のステップと、前記センタ局が、前記送信要求コードを受信し、前記第1の同報制御コードの送信時から夫々の前記端末からの前記送信要求コードの受信時までの時間を、夫々、計測する第3のステップと、夫々の前記計測時間および前記送信要求コードを発した前記端末の数に基いて前記センタ局が作成する第2の同報制御コードであって、前記送信要求コードを送信した夫々の前記端末での、前記第2の同報制御コード受信から通信データの送信開始までの通信データ遅延時間と通信データ送信可能時間と指定する第2の同報制御コードと前記第1の同報制御コードとを有する第3の同報制御コードを、前記センタ局が、前記第1の周波数の信号として、前記第1の時刻から所定時間を経た第2の時刻に全ての前記端末へ向けて送信する第4のステップと、前記第3の同報制御コードを受信した夫々の前記端末が、指定された前記通信データ送信可能時間で転送できない通信データが存在する場合に、前記送信要求コードを、前記第2の周波数の信号として前記センタ局へ向けて送信する第5のステップと、前記第3の同報制御コードを受信した夫々の前記端末が、指定された前記通信データ遅延時間の後に、指定された前記通信データ送信可能時間にわたって通信データを、前記第2の周波数とは異なる第3の周波数の信号として前記センタ局へ送信する第6のステップとを備えることを特徴とする通信制御方法。

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