特許
J-GLOBAL ID:200903031193683159

カラー感熱記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295442
公開番号(公開出願番号):特開平5-293993
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 3色同時熱記録の際の瞬間最大消費電力を小さくするとともに、印加電力に対する熱損失を少なくする。【構成】 カラー感熱記録材料は、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が支持体上に順次層設されており、上層ほど熱記録感度が高く、小さな熱エネルギーで発色する。このカラー感熱記録材料11は、3個のサーマルヘッドによって、1パス方式で熱記録される。最上層のイエロー感熱発色層、および次に熱記録感度が高いマゼンタ感熱発色層の熱記録では、サーマルプリンタへの印加電圧をシアン感熱発色層の熱記録時のそれよりも下げて、熱記録する。このとき、サーマルヘッドの熱履歴が残らない範囲で冷却時間を短くするとともに階調パルス時間を長くする。印加電圧の代わりに、発熱素子の平均抵抗値を変えることができる。
請求項(抜粋):
発色する色が異なった第1ないし第nの感熱発色層を備えたカラー感熱記録材料を用い、各感熱発色層を熱記録する第1ないし第nのサーマルヘッドと、これらサーマルヘッドの間に設けられる第1ないし第n-1の光定着用の光源とにより、最上層の第1の感熱発色層を第1のサーマルヘッドで熱記録した後に、この第1の感熱発色層に特有な電磁線を前記第1の光源で照射してこれを光定着し、次に第2の感熱発色層を第2のサーマルヘッドで熱記録した後に第2の感熱発色層に特有な電磁線を第2のランプで照射してこれを光定着し、以下同様に最後に最下層にある第nの感熱発色層を第nのサーマルヘッドで熱記録する1パス方式のカラー感熱記録方法において、第1の感熱発色層の熱記録時の印加電圧をV1,第2の感熱発色層の印加電圧をV2,以下同様に第nの感熱発色層の印加電圧をVnとしたときに、V1<V2<・・・<Vnとしたことを特徴とするカラー感熱記録方法。
IPC (4件):
B41J 2/355 ,  B41J 2/32 ,  B41J 2/325 ,  H04N 1/23 102
FI (3件):
B41J 3/20 114 A ,  B41J 3/20 109 J ,  B41J 3/20 117 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-201268

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