特許
J-GLOBAL ID:200903031203268848

吸着触媒体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267301
公開番号(公開出願番号):特開平9-108567
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【目的】比較的低い焼結温度で大気中で容易に焼成でき、効率よく臭気を吸着したり分解するための塗膜や粒状の吸着触媒体を得る。【構成】任意の混合比の合成ゼオライト系などの粉体の吸着剤と酸化マンガン系などの粉体の触媒に適宜の量の水を加え、さらにアクリルスチレン系などの熱可塑性合成樹脂のエマルジョンを固形分比で20重量%添加したコロイダルシリカ系バインダーとをボールミルで混合撹拌し、乾燥してアクリルスチレン系合成樹脂の酸化分解温度以上の350°Cの温度で大気中あるいは酸化雰囲気中で焼結し粉砕して粒状とするか、セラミックなどの担体に塗布し同様に乾燥し焼成して塗膜とし脱臭などのための吸着触媒体を得る。この吸着触媒体は焼結時にエマルジョンに含まれた合成樹脂の微粒子の酸化分解によって生ずる多数の細孔により一様に多孔質の吸着触媒体となる。
請求項(抜粋):
粉体の吸着剤、又は、粉体の酸化触媒、若しくは、粉体の吸着剤と粉体の酸化触媒とを任意の混合比で混合したものに適宜の量の水を加え、さらにアクリルスチレン系などの熱可塑性合成樹脂からなるエマルジョンを添加した無機系のバインダーを加えて混合撹拌し、乾燥し酸化雰囲気中で前記合成樹脂の酸化分解温度以上の温度で焼結ないしは焼き付けて多孔質としたことを特徴とする吸着触媒体の製造方法。
IPC (7件):
B01J 20/18 ,  A61L 9/00 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01J 29/06 ZAB ,  B01J 37/00 ,  B05D 5/00 ,  C04B 38/06
FI (7件):
B01J 20/18 C ,  A61L 9/00 Z ,  B01J 29/06 ZAB M ,  B01J 37/00 K ,  B05D 5/00 Z ,  C04B 38/06 B ,  B01D 53/36 ZAB H
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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