特許
J-GLOBAL ID:200903031211522362

グラビア印刷用艶消し塗工紙及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200600
公開番号(公開出願番号):特開平6-073695
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 高級感の出る上質系の原紙を用いてミスドット率が低くグラビア適性が良好なしかも印刷裏抜けの問題がないグラビア印刷用艶消し塗工紙を提供する。【構成】 グラビア印刷用艶消し塗工紙のグラビア適性を向上させるために塗工紙の顔料成分として長径 4.0μm 以下、短径1μm 以下の紡錘形軽質炭酸カルシウムと重質炭酸カルシウムを併用した炭酸カルシウムを70重量%以上含み、更にその混合炭酸カルシウムの中で上記の紡錘形軽質炭酸カルシウムが40重量%含有する塗工液を用いることによって、晒し化学パルプ単独の原紙に塗工、乾燥し、平滑化処理することによって白紙光沢が40%以下と低く、ミスドット率が低くグラビア適性良好なしかも印刷裏抜けの問題がないグラビア用艶消し塗工紙の製造方法。【効果】 面のギラツキがなく高級感があり、印刷裏抜けの問題がないグラビア適性良好な新規なグラビア用艶消し塗工紙が得られる。
請求項(抜粋):
塗工紙の顔料成分として長径 4.0μm 以下、短径 1.0μm 以下の紡錘形軽質炭酸カルシウムと重質炭酸カルシウムを混合した炭酸カルシウムを70重量%以上含み、更にその混合炭酸カルシウムの中で40重量%以上が紡錘形軽質炭酸カルシウムである塗工液をパルプ成分が晒し化学パルプ 100重量%から成る原紙に塗工、乾燥し、白紙光沢が40%以下であるように平滑化処理する事を特徴とするグラビア印刷用艶消し塗工紙。

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