特許
J-GLOBAL ID:200903031214640560

被圧延材長手方向における実塑性係数分布検出方法とその装置、および可逆圧延機における被圧延材板厚制御方法とその装置並びに可逆圧延機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114801
公開番号(公開出願番号):特開平5-305319
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 第1パス目で検出された被圧延材長手方向における実塑性係数分布にもとづき、第2パス以降での被圧延材の板厚を最適に制御すること。【構成】 第2パス目以降では、入側板厚偏差トラッキングテーブル7に格納されている板厚偏差にもとづく開度制御、即ち、公知のフィードフォワード板厚制御がフィードフォワード板厚制御装置12およびロール開度制御装置13で行われるが、その際での開度制御には、塑性係数テーブル11に格納されている、第1パス目で検出された実塑性係数分布が直接間接に反映されることによって、被圧延材の板厚は最適に制御され得るものである。
請求項(抜粋):
母材としての被圧延材長手方向に製造段階で潜在的に存在している硬度むらを、母材が圧延されている状態で該被圧延材長手方向での実塑性係数分布として検出する実塑性係数分布検出方法であって、圧延ロール方向に供給状態にある入側の母材上の設定検出位置各々での実板厚の設定板厚との入側板厚偏差を一定母材長さ毎に検出する一方、検出された設定検出位置対応の入側板厚偏差にもとづき、圧延ロールの開度が制御された状態で母材が圧延ロールで圧延されるフイードフォワード自動板厚制御が行われるに際して、設定検出位置対応に、圧延ロールでの実開度の設定開度との開度偏差と、出側母材の実板厚の設定板厚との出側板厚偏差とを検出した上、設定検出位置対応の入側板厚偏差、開度偏差および出側板厚偏差と、予め設定されている塑性係数および弾性係数とにもとづき、母材上での設定検出位置対応に実塑性係数が検出されるようにした、被圧延材長手方向における実塑性係数分布検出方法。
IPC (3件):
B21B 37/12 111 ,  B21B 37/12 BBP ,  G01N 3/40

前のページに戻る