特許
J-GLOBAL ID:200903031216990941
移動可能な能動消音装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154872
公開番号(公開出願番号):特開平8-022291
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 所定の騒音のみを能率良く消音する一方、会話の相手の音声等については、違和感なしに、確実に聞きとることができ、制御スピーカ等の経時変化にも追従でき、しかも、持ち運びの容易な能動消音装置を提供する。【構成】 開示される能動消音装置は、互いに別体の制御装置1と消音部2とから構成され、これら制御装置1と消音部2とはワイヤレスで信号の授受を行うようになっている。消音部2は、消音したい領域Z内に配置され、制御スピーカ14と、エラーマイク15と、制御装置1との間で信号の授受を行う送受信回路17とから構成されている。このように、消音部2は、制御装置1から機械的に切り離されることで、騒音のみを弱め、会話の相手の音声や警報メッセージ音等については、違和感なく、確実に聞きとれるようになる。また、任意の消音したい領域に手軽に持ち込んだり、別の消音したい領域に手軽に移すことができる。
請求項(抜粋):
到来ないしは発生する所定の騒音を検出して騒音信号を出力する騒音検出手段と、入力される制御音信号に基づいて、消音したい領域にて前記騒音を打ち消すべき制御音を放射する制御音放射手段と、前記消音したい領域の残留騒音を検出して残留騒音信号を出力する残留騒音検出手段と、前記騒音信号及び前記残留騒音信号に基づいて、デジタル処理によって、前記残留騒音を常時最小とすべく適応制御を行い、前記制御音を放射させる制御音信号を生成して前記制御音放射手段に供給する信号処理手段とを備えてなる能動消音装置において、前記残留騒音検出手段及び制御音放射手段を有する一方、前記騒音検出手段及び信号処理手段から切り離されることで移動可能な消音部が構成され、かつ、該消音部と前記信号処理手段の側とには、相互に、ワイヤレスで前記残留騒音信号及び制御音信号の授受を行うための送受信手段がそれぞれ備えられていることを特徴とする移動可能な能動消音装置。
IPC (3件):
G10K 11/178
, F01N 1/00
, H04B 1/48
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