特許
J-GLOBAL ID:200903031221459154

樹脂成形金型及びウエルドライン補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132945
公開番号(公開出願番号):特開平6-285911
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 十分な強度が得られ、コスト的にも有利でかつ工程がさ程複雑でないウエルドライン補強方法とその実施のための金型を提供する。【構成】 1つ又は2つのゲート12、14から注入され、キャビティ16内で合流する2つの樹脂流18、20の一方の圧力を低下させる小空間22、36をキャビティ16に連通するように、かつウエルドライン24Bの形成される位置より一方のゲート12に近い位置に設けておく。フルショット後小空間の入口の弁22B、34を人為的に開くか、又は樹脂圧に応答して自動的に開く構成としておき、又、各ゲートの開閉操作を行うことにより、樹脂流の一方の樹脂圧を低下させ、他方を相対的に上昇させ、よって深い凹凸形状のエウルドラインを形成し、その強度と外観の改善が図られる。
請求項(抜粋):
合成樹脂成形品を成形するための樹脂充填空間を画定する金型本体部と、前記樹脂充填空間の第1の所定位置から溶融樹脂を注入するための第1ゲートと、前記樹脂充填空間の前記第1の所定位置から離れた第2の所定位置から樹脂を注入するための第2ゲートとを有する樹脂成形金型において、前記第1ゲートと前記第2ゲートから溶融樹脂を同時に注入したときに、前記樹脂充填空間内において前記2つのゲートからそれぞれ注入された溶融樹脂の2つの流れが出会い、ウエルドラインを形成すると予想される第3の所定位置より前記第1の所定位置に近い点に前記樹脂充填空間内に前記第1ゲートより注入された溶融樹脂を退避させるための小空間と、前記小空間の前記樹脂充填空間側の入口を通常は閉じておき、前記第1及び第2ゲートから溶融樹脂が注入された後に前記第1ゲートが閉じられた後、前記入口を開いて溶融樹脂を前記小空間内に導き退避させるための弁手段とを有することを特徴とする樹脂成形金型。
IPC (2件):
B29C 45/22 ,  B29C 45/26

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