特許
J-GLOBAL ID:200903031222556579

電動衝撃工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290161
公開番号(公開出願番号):特開平8-150571
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】ボールを用いたカム機構における動力伝達を円滑に行わせる。【構成】インパクトドライバにおいて、スピンドル5の外周面にはV字状のカム溝11,11が、スピンドル5に遊貫されるハンマー7の内周面に逆V字状のカム凹部12とが夫々形成され、前記内外のカム溝11とカム凹部12にはスチールボール6,6が跨がって配置される。カム溝11とカム凹部12のリードの設定は、スチールボール6,6との接点の軌跡による接触径dS ,dH の相違があることを考慮して、接触径dS ,dH での夫々の螺旋のリード角が一致するように、ハンマー7側のカム凹部12のリードを、スピンドル5側のカム溝11のリードより大きく設定している。
請求項(抜粋):
モータ駆動により回転するスピンドルと、そのスピンドルに遊貫され、ビットへ打撃作用を伝えるハンマーとを備え、前記スピンドルの外周面とハンマーの内周面とに螺旋状のカム溝を夫々形成すると共に、前記内外の両カム溝に跨がって嵌合するボールを配置し、スピンドルの回転に伴って前記ボールが両カム溝間で転動することで、ハンマーが回転と軸方向への移動を行う電動衝撃工具であって、前記内外のカム溝を、各カム溝とボールとの接点の移動軌跡によって得られる内外の螺旋のリード角が互いに一致するように形成したことを特徴とする電動衝撃工具。

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