特許
J-GLOBAL ID:200903031226170152

液晶表示装置および位相差板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325122
公開番号(公開出願番号):特開平7-181477
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 応答時間が短く、コントラスト比の高い表示を得る。【構成】 一対の偏光板3,4間にSTN型の液晶表示素子2が配置され、液晶表示素子2と偏光板3および偏光板4との間にそれぞれ位相差板5,6が配置される。位相差板5,6は、波長分散Bが互いに異なる高分子フィルム15,16を、互いの延伸方向15a,16aが直交するように積層して構成される。液晶表示素子2の液晶層13の厚さdは4μmに選ばれ、液晶材料の波長分散B(LC)はほぼ18000に選ばれる。位相差板5,6の波長分散B(R)は、ほぼ450に選ばれる。液晶層の厚さdが比較的薄いので、応答時間が短くなる。また、液晶材料の波長分散B(LC)と位相差板5,6の波長分散B(R)とが最適化されるので、色補償効果が向上してコントラスト比が向上する
請求項(抜粋):
一対の偏光板間にスーパーツイステッドネマティック型の液晶表示素子が配置され、前記液晶表示素子と偏光板との間に2枚の位相差板が配置された液晶表示装置において、前記位相差板はそれぞれ2枚の高分子の延伸フィルムから成り、前記2枚のフィルムがその延伸方向が互いに直交するように積層され、フィルムの屈折率異方性Δnの波長依存性が互いに異なり、前記液晶表示素子の液晶層の厚さdは、2μm≦d≦5μmの範囲に選ばれ屈折率異方性をΔnとし、波長をλとしたときに、Δn=A+B/λ2(A:定数)で表される波長分散Bであって、前記液晶表示素子の液晶材料の波長分散B(LC)は、B(LC)≧10000に選ばれ、前記位相差板の波長分散B(R)は、400≦B(R)≦700の範囲に選ばれることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/133 500
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-263013
  • 特開平3-013916
  • 特開平3-013917

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