特許
J-GLOBAL ID:200903031226232786

加工性と非時効性に優れた熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 ▲龍▼雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365423
公開番号(公開出願番号):特開平11-181526
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 特殊元素を添加することなく、通常の熱延設備で、コイルの全長にわたり、加工性および非時効性にすぐれた熱延鋼板を製造する。【解決手段】 重量%で、C:0.08%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.30%以下、P:0.030%以下、S:0.020%以下、Al:0.010〜0.060%、N:0.0050%以下および残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を1050〜1200°Cに加熱した後、Ar3点以上で熱間圧延を終了し、660〜720°Cの範囲内の巻取温度CTM で巻き取るに際し、コイル先端部・尾端部における巻取温度CTTBを下記式(1) の温度にて巻き取る。CTTB=CTM +A×log (CRTB/CRM )......(1)但し、A:30〜40、CRM :500 °Cまでのコイル中央部の冷却速度(°C/hr)、CRTB:500 °Cまでのコイル先端部・尾端部の冷却速度(°C/hr)の平均値。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.08%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.30%以下、P :0.030%以下、S :0.020%以下、Al:0.010〜0.060%、N :0.0050%以下および残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を1050〜1200°Cに加熱した後、Ar3点以上で熱間圧延を終了し、660〜710°Cの範囲内の巻取温度CTM で巻き取るに際して、コイルの先端および尾端から各々全コイル長の5%以上の長さを有するコイル先端部および尾端部における巻取温度CTTBを下記式(1) の温度にて巻き取る加工性と非時効性に優れた熱延鋼板の製造方法。CTTB=CTM +A×log (CRTB/CRM )......(1)但し、A:30〜40(定数)CRM :500°Cまでのコイル中央部の冷却速度(°C/hr)CRTB:500°Cまでのコイル先端部、尾端部の冷却速度(°C/hr)の平均値
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/48 S ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06

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