特許
J-GLOBAL ID:200903031229517420

砂型を用いた減圧吸引鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076495
公開番号(公開出願番号):特開平7-256432
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 チャンバに保持された通気性のある砂型の下端部を溶湯中に浸漬させ、減圧吸引により溶湯を砂型のキャビティ内に吸い上げて鋳込む装置において、溶湯を収容する溶解炉の径より大きな鋳型を必要とする長尺品あるいは大型品についても、上述の減圧吸引鋳造を可能とする。【構成】 チャンバ1の下端開口部に砂型2が気密に保持されている。砂型2はキャビティ3を形成する主型4と、この下側に位置して、垂下部としての管状部材8を結合するための下型5とを備えている。主型4と下型5とは糊付け等により一体化され、かつ下型5に管状部材8の上端部が埋め込まれて支持され、下方へ一定量垂下している。この管状部材8の下端部が溶湯中に浸漬され、チャンバ1内が減圧されることにより、溶湯がキャビティ3内へと吸い上げられて鋳込みが行われる。そのため、砂型2の大きさは溶解炉の径に左右されないこととなる。
請求項(抜粋):
砂型を気密に保持したチャンバの内側空間を減圧することにより前記砂型のキャビティに溶湯を吸い上げて鋳込む鋳造装置において、前記チャンバに保持される砂型の下端部から、下方へ垂下して前記溶湯中に浸漬される垂下部が設けられ、この垂下部内に溶湯を吸い上げる湯道が形成されていることを特徴とする砂型を用いた減圧吸引鋳造装置。
IPC (4件):
B22D 18/06 509 ,  B22D 18/06 ,  B22C 9/02 103 ,  B22C 9/08

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