特許
J-GLOBAL ID:200903031234859623

射出成形装置の射出ノズル構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新部 興治 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243726
公開番号(公開出願番号):特開平10-086181
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 射出成形手段により成形された成形品の離型時に、スプルー内のコールドスラッグウエルの先端によるノズルブッシュランナ内の溶融樹脂を糸状に引き出すことがないようにして、糸引き物の発生を阻止し、ひいては糸引き物が成形品の表面に付着されることがないようにして、製品不良、あるいは製品の品質低下を未然に防止すること。【解決手段】 ノズルブッシュ21の軸線上にノズルブッシュランナ24と、該ノズルブッシュランナ24に続いてスプルー27を形成しているノズルブッシュ21において、上記スプルー27とノズルブッシュランナ24との境部に、熱伝導性が良好でありかつ高剛性を有する金属製薄板で形成されている板状チップ29を、該板状チップの板面がスプルーの軸方向と平行となるように位置決めしかつスプルーの直径方向に架設固定せしめた。
請求項(抜粋):
ノズルブッシュ(21)の軸線上にノズルブッシュランナ(24)と、該ノズルブッシュランナ(24)に続いてスプルー(27)とを形成してなる射出成形装置のノズル構造において、上記スプルー(27)と上記ノズルブッシュランナ(24)との境部に、熱伝導性が良好な板状チップ(29)を、該板状チップの板面が上記スプルー(27)の軸方向と平行となるように位置決めしかつ該スプルー(27)の直径方向に架設固定せしめたことを特徴とする射出成形装置の射出ノズル構造。

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