特許
J-GLOBAL ID:200903031237696571
ビデオカメラ用マイクロホン装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323191
公開番号(公開出願番号):特開平6-178382
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 風が吹いている状態でも高い収音SN比を維持し、収音した音声の音質に違和感を生じることのないようにする。【構成】 ハイパスフィルタ3,4はそれぞれ無指向性マイクロホン1,2の出力の低周波数成分を除去し、減算器6はハイパスフィルタ3の出力により遅延器5でマイクロホン間隔に応じた遅延を施したハイパスフィルタ4の出力を差し引く。ローパスフィルタ7,8はそれぞれ無指向性マイクロホン1,2の高周波数成分を除去し、加算器9はローパスフィルタ7,8の出力を加算する。減衰器10は加算器9の出力を減衰させ、加算器11は減衰器10と減算器6の出力を加算する。このように、低周波数域では2つの無指向性マイクロホン1,2の出力を加算器9で加算したものとなり、風の影響を低減することができると同時に、高周波数域では2つの無指向性マイクロホン1,2と遅延器5で構成した1次音圧傾度型の単一指向性マイクロホンとして動作し、所望の音源からの音を高い収音SN比で収音することができる。
請求項(抜粋):
共に無指向性であり適切な間隔をおいて配置された第1,第2のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンの出力を入力とする第1のハイパスフィルタと、前記第1のハイパスフィルタとカットオフ周波数を同じくし前記第2のマイクロホンの出力を入力とする第2のハイパスフィルタと、前記第2のハイパスフィルタの出力に第1,第2のマイクロホン間隔に応じた遅延を施す遅延器と、前記第1のハイパスフィルタの出力により前記第2のハイパスフィルタの出力を差し引く減算器と、前記第1のマイクロホンの出力を入力とする第1のローパスフィルタと、前記第1のローパスフィルタとカットオフ周波数を同じくし前記第2のマイクロホンの出力を入力とする第2のローパスフィルタと、前記第1,第2のローパスフィルタの出力を加算する第1の加算器と、前記第1の加算器の出力を入力とする減衰器と、前記減衰器の出力と前記減算器の出力を加算する第2の加算器を備えたことを特徴とするビデオカメラ用マイクロホン装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 320
, H04N 5/225
, H04R 1/40 320
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