特許
J-GLOBAL ID:200903031238960477
制電性ポリエステル繊維及びそれを用いた裏地
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363316
公開番号(公開出願番号):特開平11-181626
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ナイロン繊維とポリエステル繊維との両方の特徴を兼ね備えた、低弾性率、高弾性回復性、制電性、低温可染性、熱セット性、耐光性に優れた繊維及びそれを用いて、ソフトでしなやかな風合いを有し、かつ優れた制電性を持った安価な裏地を提供する。【解決手段】 実質的にポリトリメチレンテレフタレートから構成され、該ポリトリメチレンテレフタレートを構成する酸成分に対し、(a)平均分子量4000〜500000のポリエチレングリコール、ポリエステル繊維であって、損失正接のピーク温度が85°Cから115°Cであり、かつ該繊維の弾性率Q(g/d)と弾性回復率R(%)の関係が0.18≦Q/R≦0.35を満足することを特徴とする制電性ポリエステル繊維。(b)[化1]に示す化合物(X)、(C)化合物(Y)を特定の割合で配合してなる(ここで、R、R′は炭素数8〜20のアルキル基であり、M、M′はアルカリ金属である。)
請求項(抜粋):
実質的にポリトリメチレンテレフタレートから構成され、該ポリトリメチレンテレフタレートを構成する酸成分に対し、(a)平均分子量4000〜500000のポリエチレングリコール、(b)下記構造式(x)で表される化合物、(c)下記構造式(y)で表される化合物を含有し、その含有率が下記式(1)〜(3)を満足するように配合してなるポリエステル繊維であって、損失正接のピーク温度が85°Cから115°Cであり、かつ該繊維の弾性率Q(g/d)と弾性回復率R(%)の関係が下記式(4)を満足することを特徴とする制電性ポリエステル繊維。 0.5重量%≦(a)の含有量≦5重量% ・・・(1) 1.5重量%≦(b)と(c)の含有量の合計≦5重量%・・・(2) (b)の含有量≦1重量% ・・・(3) 0.18≦Q/R≦0.35 ・・・(4)【化1】(ここで、R、R’は炭素数8〜20のアルキル基であり、M、M’はアルカリ金属である。)
IPC (4件):
D01F 6/92 308
, A41D 31/00 501
, A41D 31/00 503
, A41D 27/02
FI (4件):
D01F 6/92 308 C
, A41D 31/00 501 N
, A41D 31/00 503 G
, A41D 27/02
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