特許
J-GLOBAL ID:200903031241822280

錠前装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 直義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120889
公開番号(公開出願番号):特開平8-291655
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 不正解錠が実質的に不可能な錠前装置を提供する。【構成】 キー本体の外周軸廻りに複数の係合部を形成する。錠前本体の錠前ケース内に固定ブロックと回転部材を対向配設する。回転部材の軸廻りに複数の貫通孔を形成し、この貫通孔に作動子を摺動可能に嵌装する。固定ブロックに、前記回転部材の各貫通孔と対向する複数の凹部を形成するとともに、この凹部にばねに付勢されたロック部材を摺動自在に嵌装する。作動子がロック部材と対向したときに、ばねに付勢されたロック部材の先端側が回転部材の貫通孔内に突出して回転部材を回転不能にロックするとともに、キー部材を所定位置まで挿入するとキー部材の各係合部が、対応する作動子を介して各ロック部材の先端を凹部開口面と一致する位置に押し戻し、キー部材により回転部材を回転可能にする。
請求項(抜粋):
鍵穴に挿入したキーで錠前ケース内の回転部材を回転させ、回転部材と一体に回動する偏心カム部材でバーを出没させる錠前装置において、キー本体の外周軸廻りに沿って複数の係合部を形成したキー部材と;このキー部材が挿入される錠前ケース内に設けられた固定ブロックと;この固定ブロックに対向摺接して該錠前ケース内に回転自在に嵌装され、前記キー部材のキー本体と係合部を嵌入するためのキー孔を有する回転部材と;回転部材に形成した貫通孔内に摺動自在に嵌装され、前記キー部材の係合部に対応して一端側が該キー部材の係合部に対向し、他端側が錠前ケースの固定ブロックに対向するようにして配設された複数の作動子と;この作動子に対向するようにして形成した固定ブロックの凹部に、ばねを介して摺動自在に嵌装された複数のロック部材と;を有し、前記作動子がロック部材と対向したときに、キー部材を挿入しない状態では、ばねに付勢されたロック部材の先端側の一部が回転部材の前記貫通孔内に突出して回転部材を回転不能にロックし、キー部材を所定位置に挿入した状態では、キー部材の各係合部が、対応する作動子を介して各ロック部材の先端を凹部開口面と一致する位置に押し戻し、且つ、キー部材と回転部材が一体回転可能に係合するようにしたことを特徴とする錠前装置

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