特許
J-GLOBAL ID:200903031243050896

無効電力補償装置の制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230969
公開番号(公開出願番号):特開平7-067255
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 負荷電流のうち三相平衡成分のみならず不平衡成分に対する補償も行って系統の電圧変動を抑制する。【構成】 負荷9を流れる電流の三相平衡成分、不平衡成分を直交正相・逆相回転座標変換軸を基準として座標変換し、正相2軸成分、逆相2軸成分の直流量として分離検出する正相電流検出器10a、逆相電流検出器11aと、インバータ5の出力電流の三相平衡成分、不平衡成分を同様に座標変換し、正相2軸成分、逆相2軸成分の直流量として分離検出する正相電流検出器10b、逆相電流検出器11bと、各検出器10a,11a及び電圧調節器12の出力である電流指令値と各検出器10b,11bの出力である電流検出値との偏差が各々ゼロになるように調節動作する電流調節器15a〜15dと、これらの出力に基づきインバータ5に対する制御パルスを生成して出力する正相演算器16、逆相演算器17、点弧角演算器18とを備える。
請求項(抜粋):
三相電力系統に接続された負荷が発生する無効電力を電圧形自励式インバータにより補償する無効電力補償装置の制御回路において、負荷電流の三相平衡成分及び不平衡成分を、系統電圧と同一速度で同一方向に回転する直交正相回転座標変換軸と同一速度で逆方向に回転する直交逆相回転座標変換軸とを基準にして座標変換し、それぞれ正相2軸成分、逆相2軸成分の直流量として分離検出する第1の正相電流検出手段及び第1の逆相電流検出手段と、インバータ出力電流の三相平衡成分及び不平衡成分を、系統電圧と同一速度で同一方向に回転する直交正相回転座標変換軸と同一速度で逆方向に回転する直交逆相回転座標変換軸とを基準にして座標変換し、それぞれ正相2軸成分、逆相2軸成分の直流量として分離検出する第2の正相電流検出手段及び第2の逆相電流検出手段と、第1の正相電流検出手段及び第1の逆相電流検出手段の出力である電流指令値と、第2の正相電流検出手段及び第2の逆相電流検出手段の出力である電流検出値との偏差が各々ゼロになるように調節動作する電流調節器と、これらの電流調節器の出力に基づき点弧角を演算してインバータのスイッチング素子に対する制御パルスを出力する手段と、を備えたことを特徴とする無効電力補償装置の制御回路。
IPC (3件):
H02J 3/16 ,  G05F 1/70 ,  H02J 3/18

前のページに戻る