特許
J-GLOBAL ID:200903031252653013

抗菌剤からの気相を徐放する塗料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121166
公開番号(公開出願番号):特開平6-184475
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、抗菌剤からの気相(ガス)放出を可及的に長い時間持続させることを目的とする。【構成】 本発明は、これらの欠点をなくすために開発したもので、ヒノキチオール等の抗菌剤を気化抑制処理を施し或は施さないでゼラチン、ユリア、メラミンあるいはウレタン等の膜材を用いた透過性マイクロカプセルの中に包含し、インク或はペイントとして抗菌剤に徐放性による効果を持たせた塗料とする。【効果】 本発明を実施することによって、抗菌剤の気相の徐放期間をある程度調整出来ること、又今迄の2〜3倍の徐放期間を得る事が出来る。又この場合、加工工程中に抗菌剤の損失は小さく従って職場環境に及ぼす悪影響も小さく高濃度の抗菌効果を有するマイクロカプセル製品の製造が可能である。更に、上記マイクロカプセルを混入したインク、ペイント等の塗料とするときは所望の物品に、所望の形状に、これを塗布することができる。
請求項(抜粋):
ヒノキチオール、パラオキシ安息香酸エステル、デハイドロ酢酸オルソフェニールフェノール等の抗菌剤を、多孔質物質であるケイソウド、ハーライト、等に含浸又は包接化合物のサイクロンデキストリン等に封入及び乳化や鹸化等の気化抑制処理を施し、或は施さないで、ゼラチン、ユリア等の親水性物質を膜材とした気相徐放透過性構造のマイクロカプセルに封入し、これを染料、顔料に混入したことを特徴とする抗菌剤からの気相を徐放する塗料の製造方法。
IPC (7件):
C09D 7/12 PSL ,  A01N 25/28 ,  A01N 31/08 ,  A01N 35/06 ,  A01N 37/02 ,  A01N 37/10 ,  C09D 5/14 PQM

前のページに戻る