特許
J-GLOBAL ID:200903031255780539
密封形ころ軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348332
公開番号(公開出願番号):特開平10-184708
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 外輪軌道面ところ転動面の偏摩耗および封入されたグリースの外部漏洩を防止することができる密封形ころ軸受を提供する。【解決手段】 内輪2との間に複列の円すいころ4が組込まれた外輪1の両端部にケース嵌合凹部5を形成する。軸受内部にごみが侵入するのを防止するシール10を保持したシールケース7の端部に嵌合筒部8を設け、その嵌合筒部8をケース嵌合凹部5に嵌合する。嵌合筒部8の外径面端部に設けた突条9をケース嵌合凹部5の内径面に形成された係合溝6に係合してシールケース7を抜け止めし、上記嵌合筒部8の外径面に固着した弾性体層12の弾性変形によって外輪1両端部の外径方向への変形を防止して外輪軌道面ところ転動面とが局部的に接触するのを防止して、偏摩耗を防止し、かつ封入されたグリースの基油がケース嵌合凹部5と嵌合筒部8のはめ合い部から外部に洩れるのを防止する。
請求項(抜粋):
外輪と内輪との間にころを複列に組込み、前記外輪の両端部に形成されたケース嵌合凹部の内径面に係合溝を形成し、上記ケース嵌合凹部に円筒形シールケースの一端部に設けた嵌合筒部を嵌合し、その嵌合筒部の外径面端部に上記係合溝と係合可能な突条を設け、上記シールケースの内側に軸受内部を密封するシールを取付けた密封形ころ軸受において、前記嵌合筒部とケース嵌合凹部のはめ合い部における一方の面に弾性体層を設けたことを特徴とする密封形ころ軸受。
IPC (2件):
FI (2件):
F16C 33/76 A
, F16C 19/22
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