特許
J-GLOBAL ID:200903031256570856

固体撮像素子およびその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船橋 國則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263039
公開番号(公開出願番号):特開平11-103421
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 超高解像度用途のCCD撮像素子において、4相駆動の垂直転送部にあっては、フィールド読み出しを行う場合に、上下に分割した撮像領域の中央の画素についての垂直転送部の転送方向が、第1フィールドと第2フィールドで上方向と下方向に変化し、うまく転送できない。【解決手段】 垂直CCD13が4相駆動で、かつフィールド読み出しのCCD撮像素子において、撮像領域11をその中央で上下に2分割し、撮像領域上部11aと下部11bの信号電荷を撮像領域11の上下に隣接して配置した2つの水平CCD14,15に別々に転送して出力する際に、分割境界部分の垂直転送電極21-5を4相の垂直駆動パルスφV1〜φV5とは別の独立した垂直駆動パルスφV5で駆動するとともに、この垂直駆動パルスφV5を読み出し期間以外は“L”レベルに保つようにする。
請求項(抜粋):
複数の画素およびこれら画素の垂直列ごとに配された複数本の垂直転送部を有し、これら垂直転送部の転送方向において分割された撮像領域と、前記撮像領域の垂直転送方向の両側に配置された第1,第2の水平転送部とを具備し、前記複数本の垂直転送部が4相駆動パルスによるフィールド読み出し方式を採る固体撮像素子であって、前記複数本の垂直転送部における前記撮像領域の分割境界部分の垂直転送電極には前記4相駆動パルスとは別の独立した駆動パルスが与えられ、前記独立した駆動パルスは、前記画素から前記垂直転送部へ信号電荷を読み出す期間以外は低レベルに保たれ、読み出し直前に中間レベルに遷移した後、読み出しタイミングで高レベルとなり、読み出し完了後に低レベルに戻るようにタイミング設定されていることを特徴とする固体撮像素子。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/148
FI (2件):
H04N 5/335 F ,  H01L 27/14 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • CCD固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-207983   出願人:ソニー株式会社
  • 固体撮像素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-286041   出願人:ソニー株式会社
  • 特開昭60-157800

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