特許
J-GLOBAL ID:200903031256945663
静電クロマトグラフイー装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-315160
公開番号(公開出願番号):特開平5-126796
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 流路中に電極を配置して電界を形成し、タンパクなどの分子の溶液あるいは細胞などの粒子の懸濁液を入口から一定速度で供給し、電極に引き寄せられ易さの差により流路出口に達するまでの所要時間に差ができることを利用して、分子や粒子の分析や分取を行なう。【構成】 基板(1)と流路を加工したカバー(2)の間に形成される流路(5)に電極♯1(6)および電極♯2(7)を設け、ここに例えば高周波電圧を断続的に印加しつつ、入口(3)より出口(4)に向けて、例えば多種類のタンパク分子の混合溶液を一定速度で導入する。すると、タンパクの種類により電極へと引き寄せられる誘電泳動力が異なるので、引き寄せられにくい分子は流れとともにただちに出口に達するのに対し、引き寄せられ易い分子は長時間流路内の電極部分に滞在することになる。すなわち、出口では、まず電気的に引き寄せられにくい分子が得られ、次に引き寄せられにくい分子が得られる。このようにしてタンパクの分析・分取が可能になる。同様の原理で、粒子の分析・分級も可能である。
請求項(抜粋):
基板上の流路内あるいは流路外に設けられた電極に周波数1KHZ〜100MHZの高周波電圧を印加して溶液中に高周波不平等電界を発生させ、入口より粒子の懸濁液あるいは分子の溶液を一定の速度で供給し、粒子あるいは分子に働く誘電泳動力の差により出口に達するまでの所要時間に差ができることを利用して粒子および分子の分析や分取を行なうことを特徴とする静電クロマトグラフィー装置。
IPC (6件):
G01N 27/447
, B01D 57/02
, C07B 63/00
, C07K 3/20
, C12M 1/00
, G01N 30/02
前のページに戻る