特許
J-GLOBAL ID:200903031258130071

車両動力装置の制御方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300122
公開番号(公開出願番号):特開平9-170463
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 車両動力装置において、動力伝達装置を経済性に適した容量とすべく製造するとともに、高トルク負荷作動状態での過負荷からこれを保護する。【解決手段】 エンジン12をクラッチ16によって多段歯車変速機14および最終動力伝達装置19を含む動力伝達装置11に駆動連結する。システムコントローラ48およびコントローラ36によって、エンジンへの燃料供給を制御する。多段歯車変速機14は、経済性に適するように、エンジン12の最大出力トルク未満の最大トルク負荷容量とすべく製造されている。システムコントローラ48およびコントローラ36は、エンジン最大出力トルク時において動力伝達装置11の最大トルク負荷容量を越える過負荷となる潜在的な高負荷作動状態を表す制御パラメータとして、変速ギヤ比GRおよび出力軸速度OSを感知し、エンジン12の出力トルクをその最大出力トルク未満に制限して動力伝達装置11を保護する。
請求項(抜粋):
多段歯車変速機(14)および駆動車軸(19)を含む車両動力伝達装置(11)に駆動連結された燃料制御エンジン(12)を備えた車両動力装置(10)の制御方法であって、前記エンジンは、最大出力トルクを有し、また、命令信号に応答してエンジンの燃料供給を制御し、少なくとも1つの作動モードにおいてエンジン出力トルクを制限するコントローラを備え、前記動力伝達装置は、所定の最大トルク負荷容量を有し、所定の高トルク負荷作動状態において該動力伝達装置に見込まれるトルク負荷に適合するように構成され、最大エンジン出力トルクは、前記所定の最大トルク負荷容量を越えており、前記制御方法は、動力伝達装置の作動状態を表す制御パラメータの値を感知し、感知した制御パラメータの値を、動力伝達装置の高トルク負荷作動状態中の制御パラメータ値に対応する基準値と比較し、感知した制御パラメータの値が、動力伝達装置が高トルク負荷作動状態にあることを表しているとき、前記エンジンコントローラによって、エンジン出力トルクを最大エンジントルクより小さい値に制限することを特徴とする車両動力装置の制御方法。
IPC (2件):
F02D 29/00 ,  B60K 41/04
FI (2件):
F02D 29/00 C ,  B60K 41/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-182647
  • 特開平3-182647

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