特許
J-GLOBAL ID:200903031258936831

温間成形性に優れたサンドイッチ型樹脂複合制振アルミニウム板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026838
公開番号(公開出願番号):特開平11-221876
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 従来の制振鋼板製のオイルパンやエンジンヘッドカバーを軽量化するのに、表皮材にアルミニウムを用いることが考えられるが、アルミニウム板を鋼板レベルまで深絞りするには温間成形を行う必要がある。しかし、従来の制振樹脂では樹脂のはみ出しやフランジシワが大きく、制振板の温間成形の実用化は困難であった。【解決手段】 温間成形温度である180 〜300 °Cでの弾性率が少なくとも0.5MPa以上であり、かつ、樹脂層の厚みが100 μm 以下である熱硬化型樹脂を中間樹脂層とする制振アルミニウム板を用いることによって、温間成形時の樹脂はみ出しやフランジシワの発生が抑制でき、制振アルミニウム板による深絞り成形品の加工が可能となる。
請求項(抜粋):
表裏層がアルミニウム板および/またはアルミニウム合金板であり、中間層が制振樹脂層である制振板において、中間樹脂層が、温間成形温度である180 〜300 °Cの弾性率が少なくとも0.5MPa以上であり、かつ、樹脂層の厚みが100 μm 以下である熱硬化型樹脂であることを特徴とする温間成形性に優れたサンドイッチ型樹脂複合制振アルミニウム板。

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