特許
J-GLOBAL ID:200903031261273568

深絞り性及び焼付け硬化性に優れた冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-116356
公開番号(公開出願番号):特開平6-306465
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 深絞り性及び焼付け硬化性が共に優れた冷延鋼板を生産性よく製造し得る方法を提供する。【構成】 C,Si,Mn,P,S,sol,Al,N,Ti,Nbを特定した鋼をAr3点以上の温度範囲で粗圧延後、600°C以上Ar3点以下の温度範囲で、かつ、未再結晶フェライト域での総圧下率(R1)が40%以上の条件で熱間圧延を行い、巻取り、酸洗した後、更に冷延率(R2)が30%以上で、かつ、未再結晶フェライト域及び冷間圧延の合計圧下率(R)が80%≦R≦95%の条件で冷間圧延を施し、浸炭雰囲気中で再結晶温度以上の温度範囲で連続焼鈍を行い、固溶C量を5〜30ppmの範囲に制御する。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C:0.01%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.05〜2.0%、P:0.1%以下、S:0.015%以下、sol.Al:0.005〜0.08%、N:0.006%以下、を含有し、更にTi:0.1%以下、Nb:0.1%以下、で、かつ、Ti及びNbを単独又は複合添加で、下式(1)に従う有効Ti量(以下、Ti*と表わす)、及びNb量とC量との関係が下式(2) Ti*(%)=totalTi(%)-{1.5×S(%)+3.43×N(%)}...(1) 1≦(Ti*/48+Nb/93)/(C/12)≦5 ...(2)を満足する範囲で含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼をAr3点以上の温度範囲で粗圧延後、600°C以上Ar3点以下の温度範囲で、かつ、未再結晶フェライト域での総圧下率(R1)が40%以上の条件で熱間圧延を行い、巻取り、酸洗した後、更に冷延率(R2)が30%以上で、かつ、未再結晶フェライト域及び冷間圧延の合計圧下率(R)が80%≦R≦95%の条件で冷間圧延を施し、浸炭雰囲気中で再結晶温度以上の温度範囲で連続焼鈍を行い、固溶C量を5〜30ppmの範囲に制御することを特徴とする深絞り性及び焼付け硬化性に優れた冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14

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